NTTドコモの2019年夏モデルが発表された。毎回、新製品の価格は気になるものだが、夏モデルでは「月々サポート」「端末購入補助サポート」「docomo with」といった端末購入に伴う割引が適用されないため、ますます気になるだろう。
ドコモオンラインショップでの販売価格を紹介する。新規契約、機種変更、MNPいずれも同額。価格は全て税込。
ハイエンドモデルは全体的に安い印象だ。例えば「Xperia 1」は、au版は11万2320円だがドコモ版は9300円安い10万3032円。「Galaxy S10/S10+」や「AQUOS R3」も、auと比べると1万〜2万円ほど安い。
8万9424円のHUAWEI P30 Proにも注目したい。1万円以上高いXperia 1やGalaxy S10+と比べて、決してスペックに引けを取るわけではなく、カメラ機能だけを見れば、むしろP30 Proの方が上回っている部分もある。2018年に発売した前モデル「HUAWEI P20 Pro」が発売当初で一括10万3680円だったことを考えても安いといえる。
ドコモ販売部長の高本寛氏は今回の端末価格について「調達価格に対して適正な粗利は乗せているが、分離プランになるので、粗利の部分は努力した」と説明する。
ミッドレンジモデルの「Xperia Ace」「LG style2」「arrows Be3」は、これまでなら「docomo with」として売られていたであろうモデル。価格帯は3万円〜4万円台となっている。特にXperiaは久しぶりのミッドレンジ機ということもあり、人気を集めそうだ。
「Pixel 3a」については、Googleの販売価格である4万8600円よりも安い4万6656円。ちなみにソフトバンク版はドコモより約1万円高い5万7120円。
支払い回数は、従来の12回、24回に加え、36回も選べるようになった。
6月1日から、36回払いで端末を購入して24カ月目までに返却すると、12回分の支払いが免除される「スマホおかえしプログラム」も提供される。夏モデルで対象となるのはXperia 1、Galaxy S10/S10+/S10 Olympic Games Edition、AQUOS R3、HUAWEI P30 Proの5機種。このスマホおかえしプログラムを適用して12回分の支払いが免除された際の価格も紹介する。
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