NTTドコモが、ソニーモバイルコミュニケーションズ製のスマートフォン「Xperia 1 SO-03L」を、6月中旬に発売する。価格は10万円台前半の予定。
本体カラーはパープルとブラックの2色。Xperia 1はソフトバンクとKDDIも発表しており、これで3キャリアから出そろった。ちなみにソフトバンク版はホワイト、パープル、ブラックの3色、au版はホワイト、パープル、ブラック、グレーの4色で、ドコモ版はカラーバリエーションが最も少ない。
4K解像度(1644×3840ピクセル)の6.5型有機ELディスプレイは、アスペクト比が21:9と縦長にすることで、表示領域を拡大しつつ、本体幅を72mmに抑えた。ディスプレイ面にはロゴはなく、背面には中央に「SONY」ロゴ、下部に「docomo」「XPERIA」ロゴがある。
21:9のアスペクト比に対応したゲーム「アスファルト9:Legends」「フォートナイト」「伝説対決-Arena of Valor-」を楽しめる他、「ゲームエンハンサー」を新たに搭載した。同機能を活用することで、ゲームプレイ中は通知オフ、ゲームをしながらサイト検索、ゲーム操作のスクリーンショットや録画などができる。
背面には、有効約1220万画素のカメラを3つ搭載。標準+望遠+超広角レンズで構成されており、2倍までの光学ズームに対応する。標準レンズが26mm(35mmフィルム換算)/F1.6、望遠レンズが52mm/F2.4、超広角レンズが16mm/F2.4。瞳にフォーカスを合わせる「瞳AF」や、動く被写体にフォーカスを合わせながら露出も調整して連写する機能を利用できる。
プロセッサはSnapdragon 855、メインメモリは6GB、内蔵ストレージは64GB、バッテリー容量は3200mAh。ストレージはグローバル版の128GBから半減している。日本向けの機能として、FeliCa(おサイフケータイ)やワンセグ/フルセグにも対応している。
3.4GHz帯を含む、5つの周波数帯を束ねる「5CA」により、通信速度は東名阪の一部で下り最大1576Mbps(理論値)まで向上する。その他のエリアは下り最大1326Mbps。上りは東名阪の一部エリアで最大131.3Mbps、他が112.5Mbps。
| 機種名 | Xperia 1 SO-03L |
|---|---|
| メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
| OS | Android 9.0 |
| プロセッサ | Snapdragon 855(8コア) |
| メインメモリ | 6GB |
| ストレージ | 64GB |
| 外部メモリ | microSDXC(最大512GB) |
| ディスプレイ | 約6.5型 4K 有機EL |
| 解像度 | 1644×3840ピクセル |
| バッテリー容量 | 3200mAh |
| 電池持ち時間 | 最大100時間 |
| アウトカメラ | 有効約1220万画素CMOS×3 |
| インカメラ | 有効約800万画素CMOS |
| ボディーカラー | パープル、ブラック |
| サイズ | 約72(幅)×167(高さ)×8.2(奥行き)mm |
| 重量 | 約178g |
「Xperia 1」がソフトバンクに上陸 日本仕様のハードウェアに海外仕様の外観
「Xperia 1」がau向けにも登場 21:9の6.5型有機ELやトリプルカメラを搭載【写真追加】
ソニーモバイルが新フラグシップ「Xperia 1」発表 21:9の4K有機ELや3眼カメラを搭載
「Xperia 1」は何が変わったのか? XZ3/XZ2 Premium/XZ2と比較する
日本で初披露 「Xperia 1」の実機に触れて「欲しい」と思った理由Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.