韓国Samsung Electronicsは7月31日、新Androidタブレット「Galaxy Tab S6」を発表した。米The Vergeによると、米国で9月6日に発売する。価格は649ドル(約7万円)から。
昨年8月に発表した「Galaxy Tab S4」の後継で、S4同様に「Sペン」が付属し、GalaxyシリーズをPCのように使うための「Samsung DeX」に対応する。
プロセッサは米QualommのSnapdragon 855で、S4より1.6倍性能がアップした。有機ELディスプレイはS4と同じ10.5型だが、指紋認証センサーがディスプレイに埋め込まれ、ベゼルが狭くなった。
DeXのキーボードにはトラックパッドとファンクションキーが追加された。
その他の主なスペックは、メモリ/ストレージは6GB/128GBあるいは8GB/256GB、microSDカードスロット(1TBまで対応)を備える。カメラはアウトカメラは1300万画素と500万画素(広角)のデュアル、インカメラは800万画素。バッテリーは7030mAh。サイズは244.5×159.5×5.7mmで重さは420g。サイズ、重さともにS4より小型軽量になった。色はCloud Blue(メタリックブルー)、Rose Blush(メタリックピンク)、Mountain Grey(シルバー)の3色。
米Appleの10.5型タブレット「iPad Air」よりも小型軽量だ。
米GoogleはAndroidタブレットから撤退するが、Samsungは当面提供を続けるようだ。
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