楽天モバイルがMNO事業のサービス概要を発表 月額0円の「無料サポータープログラム」で様子見スタート

» 2019年09月06日 13時55分 公開
[井上翔,ITmedia]

 楽天モバイルは9月6日、10月に参入を予定している携帯キャリア事業(MNO)のサービスの概要を発表した。10月1日から月額無料の「無料サポータープログラム」でトラフィックの様子を見た上で、ネット(Web)、店舗という順序で契約受け付けを拡大していく方針だ。

【更新:14時10分】サービスの概要を追記しました
【更新:14時20分】無料サポータープログラムの詳細を掲載しました
【更新:14時45分】本格サービスの見通しについて追記しました

無料サポータープログラム 無料サポータープログラム
安定稼働後拡大 ネットワークの安定稼働を確認した後に本格的に契約を受け付ける方針

サービスの概要

 楽天モバイルのMNOサービスは、「Link」というソフトウェアを使って通話とデータ通信を「極力統合した」(楽天 三木谷浩史社長)ことが特徴。契約には「楽天ID」を必ず取得する必要がある(MVNOサービスでは必須ではなかった)。

 対応端末では、原則としてAPN(データ通信の接続先)を設定することなく自動的にデータ通信ができるようになるという。

Linkアプリ 楽天モバイルのMNOサービスで重視

 独自スマートフォンとして、eSIMを搭載する「Rakuten Mini」を発売する。おサイフケータイ(モバイルFeliCa)も利用可能で、重量は約79gだ。先述のLinkアプリもプリインストールする。

Rakuten Mini Rakuten miniを手にする楽天の三木谷浩史社長

 正式な料金プランの発表は先送りされるようだが、「最低利用期間と違約金(解約金)は設けない」(山田善久社長)ことと、「(楽天モバイルから発売する)端末を全機種SIMロックフリー」(同)とする。

縛りなし 最低利用期間や解約金は設けず……
SIMフリー 端末にはSIMロックをかけない

無料サポータープログラム

 無料サポータープログラムは月額料金が完全に無料で、2020年3月31日まで提供される。申し込みは10月1日から7日まで受け付け、先述の通り5000人限定で募集する。応募者多数の場合は抽選となる。

 申し込み条件は以下の通り。

  • 東京23区、大阪市、名古屋市、神戸市に在住していること
  • 申し込み時点で満18歳以上であること
  • 新規契約またはMNP転入契約できること
  • 品質テストやアンケートに応じられる人
  • MNOサービスに対応する端末を持っていること(同時購入も可)
申し込み条件 申し込み条件

本格サービスは「できれば年内に」

 無料サポータープログラムは事実上のトライアルサービス。「新しい(完全仮想化)ネットワークの様子見」に加えて「他の通信事業者との接続」をチェックする目的を持っている。本格的なサービスの開始時期は明言されていない。

 楽天の三木谷浩史社長は、本格サービスの開始を「できれば年内に開始したい」としている。料金プランについても「それ(本格サービス開始)の前に発表する」という。

三木谷浩史社長 質疑に応じる楽天の三木谷浩史社長(楽天モバイル会長)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月06日 更新
  1. KDDIのローミング縮小でも「やめる理由にはならない」 楽天モバイルユーザー4人が語る本音と“経済圏”の囲い込み (2026年10月05日)
  2. KDDIのローミング終了で楽天モバイルはどう変わる? 心もとない700MHz帯、独り立ちのカギは5Gにあり (2026年10月03日)
  3. ドコモがほぼ全ての料金プランを値上げ それよりも端末の値上げが気になるこの頃 (2026年10月03日)
  4. ドコモがRCSで同意未取得の不備 約1万6000件に影響、対象ユーザーは利用停止に (2026年10月04日)
  5. JALモバイルはなぜIIJに加え「ahamo」を選んだのか? JALとドコモが明かす“ホワイトレーベル”の狙い (2026年10月05日)
  6. 注目点は“可変絞り”だけじゃない! 「iPhone 18 Pro」のカメラは思った以上に変わっている (2026年10月05日)
  7. ahamoがついに料金プランを改定。段階制へ――「40GB」が業界の新たなスタンダードになるのか (2026年10月04日)
  8. 高市首相がAppleに要請――「自殺防止機能の搭載を」 生成AIへの相談増加を受け (2026年10月03日)
  9. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  10. WAON POINTやAEON Payのキャンペーンまとめ【10月4日最新版】 ポイント10〜20倍の獲得チャンス多数 (2026年10月04日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー