iPhoneというと、新モデルは高価である印象もあるが、実際はどうなのだろうか。税別ベースで、2019年モデルの直販価格と2018年モデルの発売当初の直販価格を比べる。なお、価格は左側が2019年モデル、右側が2018年モデルのものとなる。
iPhone 11と、その先代に相当する「iPhone XR」の価格を比べてみよう。iPhone XRのストレージ容量は64GB、128GB、256GBで、iPhone 11と同じ。各容量の価格を比べてみると……。
このようになる。iPhone 11は、iPhone XRよりも1万円または1万1000円安い価格設定だ。従来の128GBモデルの価格で、256GBモデルが買える点にも注目したい。
iPhone 11 Proと、その先代に相当する「iPhone XS」の価格を比べてみよう。iPhone XSのストレージ容量は64GB、256GB、512GBで、iPhone 11 Proと同じ。各容量の価格を比べてみると……。
「iPhone 11 対 iPhone XR」と比べると額は少ないが、iPhone 11 ProもiPhone XSより価格を抑えていることが分かる。ストレージ容量が1つ上がるごとに割り引き額が1000円増していることも興味深い。
iPhone 11 Proと、その先代に相当する「iPhone XS」の価格を比べてみよう。iPhone XSのストレージ容量は64GB、256GB、512GBで、iPhone 11 Proと同じ。各容量の価格を比べてみると……。
「iPhone 11 Pro 対 iPhone XS」よりも値引き額は渋くなってはいるが、やはりiPhone 11 Pro MaxもiPhone XS Maxより価格を抑えている。ストレージ容量が1つ上がるごとに割り引き額が1000円増していることは、iPhone 11 Proと同様だ。
このように、2019年のiPhoneは、2018年モデルと比べると若干ではあるが価格が抑えられている。いわゆる「分離プラン」によるAppleからの直販購入(≒SIMロックフリーモデルの購入)が増えることを見越した設定なのだろうか。
こうなると、今後発表されるであろう各キャリアにおける販売価格にがぜん興味が湧いてくる。果たして、どのような設定になるのだろうか……?
AppleのWebストアにおいて、iPhone 11シリーズの注文ページを開くと、Y!mobileのSIM単体契約のオファーが表示される。通常のSIM単体契約と同様に「SIM単体契約割引」(※)が付く他、「Apple特別プラン」として契約事務手数料を無料(0円)とするようだ。
以前はこのようなオファーを見かけなかったのだが、いつから始めたのだろうか……? ご存じの人は、ぜひ教えてほしい。
※ 新規契約(MNPを含む)が対象で、スマホプランSは月額400円引き、スマホプランM/Lは月額600円引きとなる。ただし、ソフトバンクブランドからの番号移行は対象外(スマホプランの新規契約は9月30日をもって終了する:参考記事)
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