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» 2019年10月27日 08時00分 公開

山根康宏の海外モバイル探訪記:「動くカメラ」を搭載 子ども向けスマートウォッチ「Z6」は大人でも欲しくなる

Apple Watchに代表されるスマートウォッチですが、中国では子ども向けのスマートウォッチが大ブーム。小天才(XTC)の「Z6」は、子ども向けとは思えぬ機能を搭載しています。何と、インカメラとアウトカメラ(合計2つのカメラ)を搭載しているのです。

[山根康宏,ITmedia]

 Apple Watchに代表されるスマートウォッチですが、中国では子ども向けのスマートウォッチが大ブーム。9月にサンディエゴで開催されたQualcommのイベント「Connectivity, Networking & IoT Day」でも最新のスマートウォッチのトレンドの紹介がありました。子ども向けといっても玩具のような安物ではなく、子どもたちが安心して使えるしっかりした製品が多くのメーカーから販売されています。

小天才Z6 小天才(XTC)のスマートウォッチ「Z6」、ちょっと面白い機能が搭載されている

 学習タブレットや子ども向けスマートウォッチを手掛ける中国メーカー、小天才(XTC)の「Z6」も、子ども向けとは思えぬ機能を搭載しています。それはカメラ。子どもの安全確認のために、子ども向けスマートウォッチはカメラを搭載した製品が多数販売されています。4Gも内蔵し、単体で使えるのも魅力。写真を撮って送ることもできます。

小天才Z6 見た目は子ども向けだが画面の上部にカメラを搭載

 Z6もフロント部分に500万画素のカメラを搭載しています。時計をのぞきこむようにすれば自分の顔写真が撮影できるため、親からの安否確認を受けても簡単にセルフィーして送ることができるというわけです。ボイスコマンドにも対応しているので、本体に触れずにシャッターを切ることも可能です。

小天才Z6 500万画素だが、それなりにいい絵が撮れる。音声コマンドにも対応

 本体は厚みがありますが、その分強度を高めているのでしょう。水滴程度の防水機能は備えています。なお、側面のスリットはスピーカーだと思われます。このままハンズフリー通話ができるわけです。そしてさらに、この本体部分が手前側のヒンジを中心にして持ち上げることができるのです。

小天才Z6 厚みのある本体。手前側を支点にして引き上げることができる

 すると画面表示がカメラに切り替わります。実はZ6は本体の背面にも800万画素のカメラを搭載。アウトカメラとして使うことができるのです。街中の写真や食事を撮るのもいいですし、子どもが迷子になったときに「ここにいるよ」と周囲の様子を撮影して親に送ることもできるわけ。大胆なギミックですがヒンジ部分に緩みやがたつきもなく、子どもが毎日使っても壊れることはなさそう。中国メーカーのスマートウォッチも品質はかなり高まっていることが分かります。

小天才Z6 本体裏面にもカメラを搭載。本体を引き上げると自動でカメラが起動する

 カメラは90度まで立ち上げることが可能なので撮影スタイルも自由自在。なお背面にはnanoSIMスロットも搭載しています。このカメラは子どもの安全を守るためなのはもちろん、気になったものをすぐ撮影して後で調べるといった教育用途にも使えそう。日本でもぜひ発売してほしいものです。

小天才Z6 背面カメラは800万画素。nanoSIMを入れて4G通信も可能だ

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