ビザ・ワールドワイド・ジャパンは11月14日、Visaデビットカードの一部が「Google Pay」に対応したことを発表した。対応カードをGoogle Payに登録すると、NFCを搭載するスマートフォンでGoogle Payアプリを介してタッチ(コンタクトレス)決済を利用できるようになる。
Google PayでVisaのタッチ決済を利用するには、以下の条件を全て満たす必要がある。
従来のQUICPay+やiDへの対応とは異なり、おサイフケータイ(モバイルFeliCa)を搭載していなくても、NFC通信機能を備えていれば利用できる。利用する際は、Visaのタッチ決済のアクセプタンス(受け入れ)マークを探そう。
11月14日時点では、以下の銀行が発行するVisaデビットカードでタッチ決済を利用できる。
対応カードでVisaのタッチ決済を利用するには、Google Payの支払い方法として、当該カードを登録する必要がある。具体的な手順はQUICPay+やiDとほぼ同じで、以下の通り。
Google Payに対応カードを未登録の場合は、以下の手順で登録する。登録過程でタッチ決済の登録も行われる。
すでに登録済みの対応カードでタッチ決済を使う場合は、以下の手順で必要情報を書き込む。

Visaのタッチ決済を利用する場合は、銀行ごとの規約(特約)に同意した上で、指定する方法で本人確認を行わなければならない(画像はりそなVisaデビットカードの場合。本来はSMS認証で本人確認を行うのだが、筆者の環境ではなぜかできない状態になっている)
Visaのタッチ決済対応カードでセットアップが完了すると、QUICPay+やiDに対応するカードと同様に券面が銀行に応じたものに変わる(先述の通り、筆者はSMS認証できないトラブルが発生しているため、登録が完了していない旨が表示されている)
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