三井住友カードは9月25日から、同社が発行するクレジットカードを「Google Pay」の非接触決済機能に対応させた。これにより、Google Payアプリを介してNTTドコモの非接触決済「iD」を利用できるようになる。追加の年会費などはかからない。
三井住友カードのクレジットカードでGoogle PayのiDを利用するには、ひも付けたいカードをGoogle Payの支払い方法として登録する必要がある。個人名義でVisa・Mastercardブランドが付帯するカードであれば原則として対応しているが、一部の提携カードやバーチャルカード(※1)、プリペイドカードには対応しない。
※1 実物のカードを発行しない、オンライン取引専用のカード
その他、Google PayのiDを利用するには以下のものが必要となる。iDアプリは不要だ。
Google Payにカードを新規登録する際にiDを使えるようにする場合は、以下の手順を踏む。
セットアップ後、当該カードをiDにおけるメインカードにしたい場合は、Google Payのカード情報の画面を表示して「iDのメインカード」のスイッチをオンにするか、iDアプリや「おサイフケータイ」アプリ(※3)から設定できる。
※3 バージョン7.0.2以降のアプリが必要
クレジットカードがGoogle Payの非接触決済に対応したことを記念して、三井住友カードでは10月1日から2020年2月29日まで、「もれなく 2,000 円分のご利用代金のお支払いがタダ!』」キャンペーンを開催する。期間中にGoogle Payを新規設定した上で、iD加盟店で決済すると、もれなく利用代金から2000円を割り引く。キャンペーンは事前エントリーが必要となる。
また、三井住友カードの「スタンダードカード」(一部を除く非提携カード)については、特定の加盟店でポイントが最大5倍付与される特典を始めとする特典がGoogle Payで設定したiDにも適用される。
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