ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)は、「ギガぞう Wi-Fi」の新プランを2019年12月1日から提供する。
ギガぞう Wi-Fiは、EAP-TTLS方式のセキュリティに対応した会員専用のWi-Fiスポットや、フリーWi-FiをVPNに接続して利用できるサービス。さらに、LTE通信のデータ容量を最大約20%圧縮する機能も備えている。従来は「ギガぞう」というサービス名で提供していたが、「Wi-Fiをより安全に、便利に利用できること」を訴求すべく、サービス名を「ギガぞう Wi-Fi」に変更した。
ギガぞう Wi-Fiのサービス内容は、これまでは月額455円(税別、以下同)で、スマートフォン以外のデバイスも含む最大5台で会員専用Wi-Fiスポット、VPN経由のフリーWi-Fi、LTE通信の最適化が利用できるという内容だった。
今回は、上記の「スタンダードプラン」に加え、月額182円の「スマホ専用プラン」と月額780円の「ファミリー機器安心パック」を新たに提供する。
スマホ専用プランでは、自宅に固定回線のない若年層やMVNO(格安SIM)ユーザーを主なターゲットにしており、会員専用のWi-Fiスポット、VPN経由のフリーWi-Fiを、スマートフォン1台で利用できる。LTEのデータ容量圧縮には対応しない。
ファミリー機器安心パックでは、スタンダードプランの内容を一部踏襲しており、差分として、最大10台の機器で利用できる。
さらに、スマートフォン、PC、ゲーム機などWi-Fiに接続できるモバイル端末の保険サービスも付く。新たに購入する端末や、現在使っている端末のMACアドレスを登録し、その端末が破損した場合、最大5万円の修理代金を補償する。補償回数は年2回までで、最大10台の機器を登録できる。発売日から5年以内の製品が対象。保険を利用できるのは、契約者本人と同居人。
フリーWi-Fi接続アプリ「ギガぞう」がPCからも接続可能に&エリアをハワイに拡大
Wi-Fiスポットに安全接続&LTE通信のデータを圧縮 Wi2が「ギガぞう」を提供
公衆無線LAN利用「セキュリティ不安」なのに「対策していない」――「ちょっとだけなら大丈夫」の気持ち
Wi-Fiスポットを利用しない理由は?――ビッグローブが調査
山小屋にも快適な通信環境を――「富士山 Wi-Fi」実現の舞台裏Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.