連載
» 2019年12月09日 11時43分 公開

楽天MNO本音レポート(4):iPhoneでも使える? 楽天MNO回線のSIMを、いろいろなスマホに挿してみた (1/2)

楽天モバイルは、全ての対応機種を「SIMロックフリーで発売する」と宣言しています。では、楽天モバイルが取り扱っているスマホ以外の機種でも、楽天MNOのSIMは使えるのでしょうか? iPhone 11やPixel 4などで試してみました。

[村元正剛,ITmedia]
楽天モバイル さまざまなスマホで楽天MNO回線のSIMを試してみた

 楽天モバイルは、無料サポータープログラムの対象製品として、下記の10機種を販売しています(2019年12月9日現在、価格は税別)。

10月から取り扱っている1万ポイントプレゼント対象製品

  • AQUOS sense3 lite(2万9819円)
  • Xperia Ace(4万9819円)
  • Galaxy A7(3万8000円)
  • OPPO Reno A 128GB(3万5273円)
  • arrows RX(2万9819円)
  • HUAWEI P30 lite(3万2880円)※販売終了

12月9日以降に追加で購入できる、1万ポイントプレゼント対象外の製品

  • Galaxy S10(9万728円)
  • Galaxy Note10+(11万5273円)
  • OPPO A5 2020(2万6182円)
  • AQUOS sense3 plus(4万4364円)

 他に、既発売の下記の4機種は、ソフトウェアのアップデートによって楽天回線に対応することが案内されています。

  • HUAWEI P30 lite
  • HUAWEI nova lite 3
  • AQUOS R2 compact SH-M09
  • AQUOS sense2 SH-M08

 筆者が使っているのは、無料サポーターになったのを機に購入したHUAWEI P30 lite。楽天回線のSIMを挿すだけで、電話は開通。APN(アクセスポイント名)は自動で設定されて、データ通信もできるようになりました。

楽天モバイル 楽天回線の対象端末は、SIMを挿して電源をオンにするだけで使えるようになっている
楽天モバイル楽天モバイル モバイルネットワークの設定画面。優先ネットワークモードは「4Gのみ」が選択されている(写真=左)。APN(アクセスポイントネーム)は、自動で「rakuen.jp」に設定される(写真=右)

 楽天モバイルは、全ての対応機種を「SIMロックフリーで発売する」としています。筆者は、楽天モバイル(MNO)の無料サポーターとして、「HUAWEI P30 lite」を使っています。楽天モバイルが販売する“キャリアモデル”ですが、SIMロックは掛かっていません。他社のSIMを挿しても使えるSIMロックフリースマホです。実際、このHUAWEI P30 liteでドコモ回線のMVNOのSIMを挿しても使えることを確認済みです。

 では、楽天回線のSIMは、周波数帯が対応していれば、他のSIMロックフリースマホに挿しても使えるのでしょうか? 電話はできるのか? ネットにはつながるのか? 手持ちのスマホで試してみました。

iPhone 11に楽天SIMを挿してみた

 まず、「iPhone 11」のSIMロックフリーモデルに楽天のSIMを挿してみました。SIMを認識すると、スターテスバーに「Rakuten」、そして「LTE」という表示が出ました。そのまま使えるのでは? と期待したのですが、電話は発着信できませんでした。しかし、何の設定をすることもなく、インターネットにはつながりました。

楽天モバイル SIMロックフリーのiPhone 11に楽天回線のSIMを挿してみた
楽天モバイル 画面の右上には「Rakuten」と表示された。電波ピクトはグレー表示だった
楽天モバイル 「モバイル通信」の画面でも、楽天回線につながっていることを確認
楽天モバイル 対応端末を使う場合と同様に、速い通信速度を得られた

HUAWEI P20 liteに楽天SIMを挿してみた

 次に、筆者が使っているHUAWEI P30 liteの前モデルにあたる「HUAWEI P20 lite」で試してみました。同じHuawei製のSIMロックフリーモデルだし、もしかしたら電話もつながるのでは? そんな淡い期待を抱いて、SIMを挿してみました。

 楽天モバイルのWebサイトには、ソフトウェアのアップデートで対応するHuaweiの機種について「ビルド番号のカッコ内の最初の4桁が『C635』の製品が対応します」と書かれていました。筆者が持つHUAWEI P20 liteも「C635」でした。

楽天モバイル ソフトウェアのアップデートによって対応するのは4機種。HUAWEI P20 liteは該当しないが、ビルド番号がC635〜という条件はクリアしていた

 SIMを挿すと、すぐに「Rakuten」という表示が出ましたが、電話やデータ通信ができず、しばらくすると圏外表示になり、「緊急通報のみ」になってしまいました。一応、何度か再起動してみましたが、使える状態にはなりませんでした。

楽天モバイル 「Rakuten」という表示は出たのだが、電話は発信できず、データ通信も行えず……

 そこで、APN設定を確認し、HUAWEI P30 liteに自動設定される場合と同じ設定を追加し、それを選択してみました。しばらくすると、4Gの電波ピクトが表示され、データ通信も行えました。ただし、電話は発着信できませんでした。

楽天モバイル 「設定」→「無線とネットワーク」→「モバイルネットワーク」→「APN」に進み、楽天回線の対応機種にSIMを挿すと自動で設定されるAPN(アクセスポイント名)を追加・設定してみた
楽天モバイル HUAWEI P20 liteは、自分でAPNを設定することでデータ通信には成功した
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

この記事が気に入ったら
ITmedia Mobile に「いいね!」しよう