「au WALLET ポイント」は「Pontaポイント」へ/2019年を代表するスマホMobile Weekly Top10

» 2020年01月08日 13時30分 公開
[井上翔ITmedia]

 ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。年末年始を挟んだこともあり、今回は2019年12月23日から2020年1月5日までの2週間について集計し、まとめました。

au WALLET ポイントはPontaポイントに合流へ au WALLET ポイントはPontaポイントに合流することに

 この期間のアクセス数の1位は、石川温さんのメールマガジン「石川温のスマホ業界新聞」の2019年12月21日号の内容から、携帯電話キャリアのポイント戦略について記した部分を転載した記事でした。この記事は、2019年12月の月間アクセス数ランキングでも1位を獲得しています。

 月間ランキングのまとめでも述べた通り、au(KDDIと沖縄セルラー電話)の「au WALLET ポイント」は、他の大手キャリアのポイントプログラムと比べて「ためられる機会」と「使える機会」に弱い面があります。それを、Pontaポイントに寄せることで強化しようという作戦だと思われるのですが、どのようにポイント統合を進めるのか、統合によってPontaポイントのサービスに変更があるのかなど、詳細は明らかにされていません。

 Pontaポイントへの統合で、auは先行するNTTドコモ(dポイント)やソフトバンク(Tポイント)に対抗できるのでしょうか。統合は約5カ月先ですが、今から注目しています。

Reno A 「スマートフォン・オブ・ザ・イヤー2019」に輝いた「OPPO Reno A」

 今回のランキングの10位には、毎年恒例になっている「スマートフォン・オブ・ザ・イヤー」の2019年版の発表記事が入りました。

 2019年のスマートフォン・オブ・ザ・イヤーは、OPPOの日本オリジナルモデル「Reno A」となりました。次点は僅差でサムスン電子の「Galaxy Fold SCV44」でした。

 Reno Aは、搭載する機能の割に手頃な価格であることが主に評価されました。おサイフケータイ(モバイルFeliCa)を搭載し、フルHD+(1080×2340ピクセル)有機ELディスプレイや6GBのメインメモリを備えていながらも、4万円を切る価格は魅力的です。もっとも、プロセッサはミドルハイ向けの「Snapdragon 710」で、デュアル構成のアウトカメラは片方の画素を大幅に絞り用途を制限するなど、スペック面での「メリハリ」を付けた結果の価格ともいえます。

 とはいえ、ここまで手頃な価格で、機能がそこそこ充実しているミドルハイスマホが買えるということはインパクトが強いことも事実。2019年を代表するスマホとして十分な資格を持っているといえます。

 さて、2020年はどのようなスマホがスマートフォン・オブ・ザ・イヤーに輝くのでしょうか。約1年後をお楽しみに!

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