今日から始めるモバイル決済

「Paidy」を悪用した詐欺、フリマアプリで二重請求 被害者には「全社を挙げて対応」

» 2020年01月14日 22時05分 公開
[田中聡ITmedia]

 後払い決済サービス「Paidy」を提供しているPaidyは、同サービスが悪用されたことを受け、今後の対応について発表した。

Paidy Paidyの告知

 悪用の流れはこうだ。悪意あるユーザーがフリマアプリで在庫を持たない状態で出品し、落札されるとPaidyを利用して量販店で購入。落札者には量販店から商品が発送され、落札者は出品者に支払いをする。その後、Paidyから出品者に請求が行われるが、支払いがないと、送付先(落札者)に請求をする形になるという。

 これにより、出品者は支払いをすることなく、落札者からの売り上げ金が手に入る一方で、落札者はフリマサービスとPaidyから二重に請求されることになる。この事象はメルカリで起きており、被害に遭ったユーザーがメルカリボックスに投稿している

 今回の件を受け、Paidyでは被害拡大を防ぐために、悪用の懸念が高い取引をいったん制限するか停止する。被害額や被害者の規模については非公表。現在は加盟店と連携を取って対応しているという。

 被害者に対しては「不当な経済的負担をおかけすることがないよう全社を挙げて対応している」とのこと。詐欺に関して被害届を提出する予定で、悪意あるユーザーに対して損害賠償を請求するとしている。また「本件の再発防止に向けて、まずは求められる不正利用防止策、セキュリティ強化策の早急な実行を進めていく」としている。

 Paidyは、電話番号とメールアドレスを用いた後払いサービス。支払い時に電話番号とメールアドレスを入力し、SMSで送られてくる認証コードを入力すれば支払い手続が完了する。支払いは翌月にコンビニエンスストアや銀行振込、口座振替で行う。「購入者(出品者)が支払いをしないと、商品の送付先に支払い義務が発生する」のが事実かどうかPaidyに確認したところ、明確な回答は得られなかったが、事実ならシステムの穴を突いた犯行といえる。

Paidy 手軽に後払いサービスを利用できるのが特徴だが……

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月12日 更新
  1. KDDIローミングを切られた楽天モバイルエリアは大丈夫なのか――大型連休のオススメスポット「イオンモール津田沼サウス」に行ってきた (2026年05月10日)
  2. なぜドコモは「値上げ」に踏み切れないのか? 背景にある通信品質、5G設備投資の遅れが足かせに (2026年05月09日)
  3. 「Pixel 10/10a/9a」どれを買う? 4キャリア6ブランドの価格を比較 2年24円や一括4.5万円も (2026年05月11日)
  4. Suica、JRE POINTのキャンペーンまとめ【5月9日最新版】 ポイント3倍や2万ポイント還元あり (2026年05月09日)
  5. なぜスマホの身分証写真アップロードで画像エラー? iPhoneの“HEIC形式”やサイズ制限で困らないためには (2026年05月11日)
  6. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  7. ソニーが新型「Xperia」の発表を予告、5月13日にYouTubeで独占配信へ (2026年05月08日)
  8. 【3COINS】3080円の「コンパクト折りたたみキーボード」 複数機器に接続できるマルチペアリング対応 (2026年05月10日)
  9. Huaweiシェア1位奪回の切り札、「Enjoy 90」が登場 (2026年05月10日)
  10. 最大14日の電池持ち、心身の状態を把握できるスマートウォッチ「Amazfit Bip 6」 (2026年05月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年