ソフトバンクが、5Gの商用サービス「SoftBank 5G」を2020年3月27日に開始する。これに伴い、5Gに対応するスマートフォン4機種を発表。2020年3月27日から順次発売する。
ラインアップは、シャープの「AQUOS R5G」、ZTEの「Axon 10 Pro 5G」、LGエレクトロニクスの「LG V60 ThinQ 5G」、OPPOの「OPPO Reno3 5G」の4機種。なお、国内キャリアでOPPO Reno3 5Gを扱うのはソフトバンクのみ。
5Gでは、より高速・大容量の通信が可能になり、AQUOS R5GとAxon 10 Pro 5Gは、5Gネットワークで下り最大2Gbps、上り最大103Mbpsの通信が可能(LG V60 ThinQ 5GとOPPO Reno3 5Gの通信速度は測定中)。
今回発表した5Gスマートフォン4機種は、3月27日から提供する「トクするサポート+」の対象となっている。
発売日は以下の通り。
AQUOS R5Gは、約6.5型のPro IGZO液晶ディスプレイを搭載したスマートフォン。8Kの静止画や動画を撮影できる超広角カメラを備えており、他に広角カメラ、光学2倍ズーム対応の望遠カメラ、背景ボカシ用のToFカメラを搭載。プロセッサはSnapdragon 865、メインメモリは12GB、内蔵ストレージは256GB。
ZTE Axon 10 Pro 5Gは6.4型有機ELを搭載しており、狭額縁設計によって92%の画面占有率を実現。アウトカメラは3つ搭載しており、AIによって最適な撮影モードを自動で選択する。2000万画素のインカメラは美肌機能に対応している。プロセッサはSnapdragon 865、メインメモリは6GB、内蔵ストレージは128GB、バッテリー容量は4000mAh。
LG V60 ThinQ 5Gは、ディスプレイを搭載した付属のケース「LGデュアルスクリーン」を装着することで、2画面スマホとして活用できる。ソフトバンクが提供するコンテンツ配信サービス「5G LAB」や「FR SQUARE」では、音楽ライブやスポーツなどを、2画面を生かした多視点で視聴できる。カメラは8K動画の撮影も可能。ディスプレイは約6.8型有機ELと大きく、5000mAhの大容量バッテリーを備える。プロセッサはSnapdragon 865、メインメモリは8GB、内蔵ストレージは128GB。
OPPO Reno3 5Gは、インカメラをディスプレイ内に搭載したことで、93.4%の画面占有率を実現。ディスプレイは約6.55型有機ELで、内部に指紋センサーを備えている。背面には4つのカメラを搭載しており、AIが肌や輪郭を整える「AIビューティー」機能にも対応している。プロセッサはSnapdragon 765G、メインメモリは8GB、内蔵ストレージは128GB。おサイフケータイにも対応する。
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