NTTドコモの企業内研究所であるモバイル社会研究所は、3月17日にケータイとスマートフォンの所有比率に関する調査結果を発表した。調査対象は全国15〜79歳の男女で、有効回答数は6925。
同社では2010年から継続的に調査を実施しており、2020年1月に同調査を実施。なお、本調査ではスマートフォン・ケータイ所有者のうち、1台目もしくは2台目にスマートフォン所有と回答した場合をスマートフォン所有として算出している。
日本国内のスマートフォン比率は年々増加し、2010年の4%程度から2015年に5割、2019年に8割を突破。2020年は88.9%に拡大した。
年代別に見ると10代と20代は99%以上、30代と40代でも9割以上がスマートフォンを利用。40代以下でのスマートフォンの利用が定着してきている。50代も約9割、60代も約8割、70代も約7割がスマートフォンを利用しており、シニア層のスマートフォン利用拡大がうかがえる。
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