世界を変える5G

「HUAWEI P40」シリーズ3機種が発表 P40 Pro+は5眼カメラ搭載で“20倍ズーム”対応

» 2020年03月27日 00時47分 公開
[田中聡ITmedia]

 Huaweiが3月26日(中央ヨーロッパ時間)、Pシリーズの最新モデル「HUAWEI P40」「HUAWEI P40 Pro」「HUAWEI P40 Pro+」を発表。P40とP40 Proは4月7日に、P40 Pro+は6月に世界各国で発売する。なお、日本での発売は現時点ではアナウンスされていない。

Huawei
Huawei 「HUAWEI P40 Pro」

 価格はP40(8GB+128GB)が799ユーロ(約9万6000円)、P40 Pro(8GB+256GB)が999ユーロ(約12万円)、P40 Pro+(8GB+512GB)が1399ユーロ(約16万9000円)。

 カラーはP40とP40 Proがブラック、ディープシーブルー、アイスホワイト、シルバーフロスト、ブラッシュゴールドの5色、P40 Pro+がセラミックブラックとセラミックホワイトの2色。

Huawei HUAWEI P40
Huawei HUAWEI P40 Pro
Huawei HUAWEI P40 Pro+

 3モデルとも、5G通信に対応したフラグシップモデル。Leica(ライカ)と共同開発したカメラの性能を特に強化した。

 P40は3機種の中でもスタンダード機に位置付けられ、6.1型フルHD+(1080×2340ピクセル)の有機ELを搭載する。より高いスペックを持つP40 ProとP40 Pro+は、側面がカーブしている6.58型(1280×2640ピクセル)のフレックス有機ELを備えており、より画面の更新が速い、最大90Hzのリフレッシュレートも特徴となる。

 3機種ともインカメラをディスプレイ左上に収めることでノッチをなくし、ベゼルも極限まで狭めることで、正面は「ほぼ画面」といえるデザインを実現している。指紋センサーはディスプレイに内蔵しており、従来よりも認証スピードが30%向上したという。

 アウトカメラの構成は機種によって異なる。P40は5000万画素の広角+1600万画素の超広角+800万画素の望遠という3眼で構成され、最大3倍の光学ズームと、画質劣化を抑えた最大5倍のハイブリッドズームに対応する。

 P40 Proは5000万画素の広角+4000万画素の超広角+1200万画素の望遠に、深度測定カメラを加えた4眼で構成される。5倍までの光学ズームに加え、画質劣化を抑えた10倍までのハイブリッドズームに対応する。

 P40 Pro+は5000万画素の広角+4000万画素の超広角+800万画素の望遠×2に、深度測定カメラを加えた5眼で構成される。2つの望遠レンズはそれぞれ3倍と10倍の光学ズームに対応しており、画質劣化を抑えたハイブリッドズームは最大20倍、デジタルズームは最大100倍に及ぶ(P40 Proは最大50倍)。

Huawei P40 Pro+は5眼カメラを備え、最大20倍のハイブリッドズームに対応する

 3モデルとも広角カメラには1/1.28型と大きなRYYBセンサーを採用しており、通常のRGGBセンサーと比べて40%多くの光を取り込めるという。最大ISO感度はP40が40万9600、P40 ProとP40 Pro+が20万4800を実現している。低光量でも素早くピントを合わせられるというオクタPDにも対応。AI AWB(オートホワイトバランス)アルゴリズム付きの色温度センサーを活用することで、色彩の精度も向上しているという。ナイトモードも引き続き搭載している。AIも活用し、複数の写真からベストな1枚を選んだり、通行人や反射を除去したりもできる。

 ズーム機能や暗所に適した撮影は動画にも活用でき、指向性のオーディオズームも用いることで、遠くの被写体の音声も、近くにいるかのように記録できる。4Kタイムラプスの撮影にも対応しており、ズームを駆使しつつ、月の動画もキレイに撮影できるという。画角の異なる2つのカメラで撮影した動画を同時に再生できるデュアルビュービデオも楽しめる。

 インカメラは3機種とも3200万画素+深度測定用の2つを搭載しており、P40 ProとP40 Pro+はオートフォーカスにも対応している。

Huawei カメラ機能の主なトピック

 本体サイズはP40が71.06(幅)×148.9(高さ)×8.5(奥行き)mm、P40 Proが72.6(幅)×158.2(高さ)×8.95(奥行き)mm、P40 Pro+が72.6(幅)×158.2(高さ)×9.0(奥行き)mm。重量はP40が175g、P40 Proが209g、P40 Pro+が226g。

 プロセッサはKirin 990 5Gを採用。メインメモリ+ストレージはP40が8GB+128GB、P40 Proが8GB+256GB、P40 Pro+が8GB+512GB。バッテリー容量はP40が3800mAh、P40 ProとP40 Pro+が4200mAh。P40 ProとP40 Pro+は最大40Wのワイヤレス充電もサポートしている。防水(耐水)・防塵(じん)性能はP40がIP53、P40 ProとP40 Pro+がIP68をサポートする。

 SIMはデュアルSIMに対応する他、新たに「eSIM」に対応したこともトピックだ。モデルによってnanoSIM+eSIM、nanoSIM+nanoSIMという構成になる。外部メモリはNMカードを利用できるが、nanoSIMの1枚とは排他利用となる(nanoSIM+NMカードという使い方になる)。

Huawei 新たにeSIMにも対応する

 iOSの「Siri」に似たパーソナルアシスタント「Celia」を新たに提供する。「Hey Celia」と話しかけてから音声で音楽を操作したりアラームを設定したり、さまざまな操作ができる。フルHD解像度のビデオ通話ができる「MeeTime」という機能も提供する。

 アプリストアは、米国の制裁が継続しているため、Googleのストア(Google Play)が使えない状況は変わらず、HuaweiがHMS(Huawei Mobile Service)として独自に提供する「AppGallery」を利用する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月10日 更新
  1. 「iPhoneの調子が悪いです」の文言、なぜアイホンのFAQに? 実はAppleと深く関係 (2026年02月08日)
  2. 総務省有識者会議が「手のひら返し」な我が国への示唆――日本を国際標準から遅れさせたのは自らの愚策のせい (2026年02月08日)
  3. 「東京アプリ」で1.1万円分をゲット、お得な交換先はどこ? dポイント10%増量+楽天ペイ抽選が狙い目か (2026年02月05日)
  4. KDDI、楽天モバイルとの「ローミング重複エリア」を順次終了 松田社長が言及 (2026年02月06日)
  5. 楽天モバイル、1000万回線突破も残る「通信品質」の課題 5G SAの早期導入とKDDIローミング再延長が焦点に (2026年02月07日)
  6. ソフトバンク、短期解約を繰り返す「ホッピングユーザー」を抑制 その理由は? (2026年02月09日)
  7. Googleが台湾のPixel開発拠点を公開 「10 Pro Fold」ヒンジ開発の裏側、“7年サポート”を支える耐久テスト (2026年02月09日)
  8. 東京アプリ、PayPayがポイント交換先に追加される可能性は? 広報に確認した (2026年02月05日)
  9. 東京アプリ、PayPayとWAON POINTをポイント交換先に追加 交換時期は「決まり次第案内」 (2026年02月09日)
  10. 「小型iPhone SEを復活させて」──手放せない理由SNSで話題 どこが“ちょうどいい”と評価されるのか (2025年11月29日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年