「Rakuten Mini」の一部ロットで「技適」の不適切表示が判明 ソフトウェア更新で解消へ

» 2020年06月26日 15時20分 公開
[井上翔ITmedia]

 楽天モバイルは6月26日、自社ブランドで販売するスマートフォン「Rakuten Mini」について、一部ロットについて対応周波数帯(Band)の変更に伴う追加認証の取得と正しい認証番号の表示が行われていない状態であることを明らかにした。誤った表示は、今後のソフトウェア更新によって訂正される見通しだ。

【訂正:17時45分】Rakuten Mini購入者に対するメールの配信方法について、記述を改めました

お知らせ 楽天モバイルからのお知らせ

事象の概要

 「海外におけるサービスの改善を目的」に、同社はRakuten MiniのLTE(FD-LTE/TD-LTE)とW-CDMAにおける対応Bandをユーザーに告知することなく2度に渡り変更していた。特に、2度目の変更において、北米や中南米を除く世界で広く使われている「Band 1(2.1GHz帯)」が非対応とされたことは大きな注目を集めた。

 今回のRakuten Miniにおける認証番号表示の誤りは上記の仕様変更に伴うもので、IMEI(識別番号)が351676110356708以前の「初期ロット」と、351676110682491以降の「現行ロット」が対象となる。IMEIが両者の間にある「中期ロット」は正しい表示であるため、後述する対応策の対象外となる。

本体 筆者の持っているRakuten Miniは「初期ロット」。そのため、今回の誤表記の対象ということになる

初期ロットにおける誤り

 Rakuten Miniにおいて対応Bandを追加する際に、楽天モバイルはそれに対する認証を取得した。しかし、対応Bandの追加がなされない初期ロットの端末に対して、新しく取得した認証番号を誤って表示してしまった

現行ロットにおける誤り

 後期ロットでは、対応Bandの追加と同時に削除も行われている。この削除は「設計に対応周波数帯を追加した際に、携帯端末において対応可能な周波数帯の数には限りがある」ために行われたものだが、対応Bandの削除に伴う認証の取得が行われていなかったため、結果として認証番号の表示も誤りということになる。

今後の対応

 先述の通り、初期ロットと現行ロットにおける表記の誤りは、今後のソフトウェア更新で訂正される予定となっている。6月26日以降に出荷されるロットは正しい表示となるが、6月25日までに出荷されたロットに対するソフトウェア更新の提供予定時期は示されていない

 そのため、ソフトウェア更新を実施するまでの一時的な措置として、楽天モバイルではRakuten Miniを保有する全ユーザーに対して認証番号などを正しく表記した画像をダウンロードするためのリンクを添付したメールを配信している。画像の保存方法と表示方法については、サポートサイトを参照してほしい。

 なお、初期ロットと現行ロットについて、対応Band変更に伴う本体交換を希望する場合は、9月30日までにコミュニケーションセンター(電話窓口)に問い合わせると対応してもらえる

IMEI IMEIは電話アプリで「*#06#」と入力すると調べられる

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