トップ10
» 2020年07月06日 17時00分 公開

Mobile Weekly Top10:“らしさ”がそがれた「Xperia 1 II」?/携帯電話料金にさらなる値下げ圧力?

新型コロナウイルスの影響で発売が遅れたNTTドコモ向けの「Xperia 1 II」がいよいよ発売されました。ソニーがミラーレスカメラで培ってきた技術を投入したカメラ機能が魅力である反面、Xperiaのオリジナルアプリが減っていることが気になる所です。

[井上翔,ITmedia]

 ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2020年6月29日から2020年7月5日までの1週間について集計し、まとめました。

POBoxがない 現行のXperiaには「POBox Pro」もありません

 今回の集計期間におけるアクセス数の1位は、石野純也さんによる「Xperia 1 II(エクスペリアワンマークツー)」のレビュー記事でした。

 NTTドコモ向けモデルである「SO-51A」は、新型コロナウイルスの影響で発売延期が決定し、6月18日に発売されました。同日のソフトウェア更新により、先行して発売されたau(KDDIと沖縄セルラー電話)向けの「SOG01」と共に「Photography Pro」の機能が追加され、いよいよ“本領発揮”となりました。

 ただ、石野さんのレビュー記事にもある通り、Xperiaは注力分野におけるオリジナリティーを高める方向にある反面、独自のプリインストールアプリを少しずつ廃止しています。先行する「Xperia 5」では、日本語入力システム「POBox(ピーオーボックス) Pro」が廃止されましたが、Xperia 1 IIでは「アルバム」アプリも廃止されました。以前からのXperiaを使い慣れている人にとっては残念な変更点ともいえます。

 メーカーの「独自仕様」は、メーカーをまたいだ機種変更の足かせとなり得ます。その「かせ」を外す手段として、Google純正アプリに置き換えるという手法は他のメーカーでも見られますが、その分「らしさ」がそがれるという問題も発生します。

 「らしさ」をどのようなバランス感で維持していくのか、今後のXperiaのソフトウェアには注目です。

価格 総務省の「内外価格差調査」の結果。東京(日本)のデータ通信料金は下がったものの、それでも都市間比較では高い水準が続いている

 アクセス数の3位では、総務省が毎年実施している「電気通信サービスに係る内外価格差調査」の最新結果を踏まえた、菅義偉内閣官房長官のコメントに関する記事でした。

 思えば、日本の大手キャリアの料金プランの見直しは、菅官房長官の「携帯電話料金は4割値下げできる余地がある」というコメントから始まった側面もあります。結果、一部のケースを除いて、大手キャリアの携帯電話料金は値下がりしました。私自身も、端末購入に伴う料金割り引きを控除すると、新しいプランに移行することで携帯電話料金を安くすることができています。

 しかし、海外の主要都市と比べてしまうと、依然として月額料金が高い傾向は続いています。ただし、日本の場合、山間部や地下鉄を含む鉄道や道路のトンネルなど、海外では圏外のまま残されがちなスポットでもエリア化が進んでいますし、モバイル通信の平均速度も高めの傾向にあるため、価格だけでの比較は無意味です。

 ただ、楽天モバイルの参入や、先日の総務大臣裁定など、携帯電話料金をさらに下げることにおいてプラスに働く要素も見受けられるので、まだある程度は「値下げ」が見られるかもしれません。

 私個人としては、値下げしすぎたことによる、サービスへの「しわ寄せ」が出ないことを願うばかりです……。

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