中国OPPOは7月15日(現地時間)、125W急速充電器を含む4つの新充電器を発表した。価格はまだ発表していない。
125W flash chargeは、4000mAhのスマートフォンのバッテリーを20分で充電でき、5分で最大41%充電できる。OPPOのこれまでの急速充電は41%充電に約10分かかったので、大幅な短縮だ。
20V 6.25Aの充電方式をサポートし、温度センサーによる温度制御で充電中の安全性を強化した。65WのUSB電力供給(PD)、125WのUSB電力供給プログラム可能電源(PPS)、36WのQualcommの急速充電と互換性があるので、OPPOのスマートフォン以外の端末でも利用できる。ポートはUSB Type-C。
65W AirVOOCは、4000mAhバッテリーを30分でフル充電できる無線高速充電器。自社開発の分離型充電ポンプ技術と並列デュアルコイル設計の採用で効率を向上させたという。発熱対策として、スマートフォンの背面を低温に保つために半導体クーラーユニットを追加した。これにより、ファンによる排熱より2度以上低く保てるとしている。
充電速度は落ちるが、Qi規格に準拠したスマートフォンの充電も可能だ。
50W mini SupterVOOCのサイズは82.2×39×10.05mmで重さは60g。名刺入れほどのサイズだ。VOOCプロトコルと互換で、27W PD、50W PPSにも対応するので、多様な端末の充電に利用できる。
従来使われている電解コンデンサーを排除し、パルス充電、高性能なクランピングダイオード、GaN高周波数スイッチング電源などを採用することで小型化に成功したとしている。
110W mini flashは、50W mini SupterVOOCをベースに開発したミニ急速充電器。一般的な18W充電器とほぼ同じサイズで、110W PPS、65W PD、36W QCをサポートする。
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