MMD研究所は、8月21日に「第2弾 2020年シニアのスマートフォン・フィーチャーフォンの利用に関する調査」の結果を発表した。対象は60歳〜79歳のスマートフォン所有者500人とスマートフォンへの乗り換え検討しているフィーチャーフォンまたはガラホ所有者500人で、調査期間は7月22日〜7月26日。
スマートフォン所有者500人へ、新型コロナウイルス拡大以降、スマートフォンで利用が増えたものや新たに利用し始めたものがあるか聞いたところ、44.8%のシニアが「ある」と回答。内容を複数回答で聞いたところ「LINE」が61.6%と最も多く、次いで「YouTube」が35.7%、「楽天市場」が29.5%となった。
スマートフォン所有者500人へ、新型コロナウイルスの影響と関係なくスマートフォンを利用していて感じるメリットを複数回答で聞いた。回答は「LINEなどのコミュニケーションツールを楽しめる」が41.6%と最も多く、次いで「地図・ナビゲーションを利用出来る」が40.8%、「気軽にインターネットを楽しめる」が40.2%となった。
スマートフォンへの乗り換えを検討しているフィーチャーフォンまたは所有者500人へ、新型コロナウイルス拡大以降にスマートフォンを使ってみたいと思うようになったかを聞いた。34.0%が「使ってみたいと思うようになった」と回答し、スマートフォンで使ってみたいと思うようになった項目を複数回答で聞いたところ、LINEが50.6%と最も多く、次いで楽天市場が33.5%、YouTubeが28.2%となった。
スマートフォンへの乗り換えを検討しているフィーチャーフォンまたはガラホ所有者500人へ、スマートフォンの利用を始めた場合に通信会社からどのようなサポートを期待するかを聞いた。回答は「簡単な使い方の冊子の配布がある」が38.2%と最も多く、次いで「スタッフが最低限の設定をしてくれる」が37.8%、「電話で聞ける」が34.6%となった。
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