シニアのモバイル利用、3キャリアは減少も、格安SIMは増加

» 2019年12月11日 13時57分 公開

 MMD研究所は、12月11日に「シニアのモバイル利用推移調査(2012年〜2019年)」について発表した。

 本調査の対象は、携帯電話を所有している60歳〜79歳の男女。シニア向けスマートフォンを含むスマートフォンの利用割合について、2012年から行っているシニア調査をもとに2019年までの推移を集計したものとなる。

 2019年のスマートフォン利用者は68.5%となり、2018年の61.5%と比較して7.0ポイント増加。2012年の12.7%と比べると55.8ポイント増加している。一方、2019年のシニア向けフィーチャーフォンを含むフィーチャーフォン利用者は31.5%で、2018年の38.5%と比べると7.0ポイント、2012年の87.3%と比べると55.8ポイント減少した。

MMD研究所の「シニアのモバイル利用推移調査(2012年〜2019年)」
MMD研究所の「シニアのモバイル利用推移調査(2012年〜2019年)」

 次に、利用している契約通信会社の推移を集計した(2台持ちを含む)。「NTTドコモ」は2016年が42.7%、2019年が37.3%と5.4ポイント減少。「au」は2016年が29.3%、2019年が26.8%と2.5ポイント減少している。「ソフトバンク」は2016年が20.3%、2019年が16.9%と3.4ポイント減少した。「格安SIM」は2016年が7.7%、2019年が18.9%と11.2ポイント増加となった。

MMD研究所の「シニアのモバイル利用推移調査(2012年〜2019年)」

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