我が家は2020年4月末、新しい子猫さんをお迎えしました。2020年2月22日(猫の日)生まれ、まだ生まれて5カ月の子猫、「ころにゃ」さんです。
子猫は本当に目が離せません。日々少しずつ体重が増え、走る速さやジャンプ力、食べる量やいたずらのやり方、先住の猫とのケンカの方法など、この数カ月間の成長速度は目を見張るものがあります。限られた子猫時代をできるだけ多く記録に残したいと、ほとんどの飼い主さんが願うことでしょう。
我が家では、猫の記録に特化したものとして、IoT猫トイレ「toletta」を使って、おしっこの回数と体重を管理しています。猫の体重は、筆者自身のトラッキング目的で導入したシャオミのスマート体組成計の機能を使って把握しています。
この記事は、オウンドメディア「tsumug.edge」からの転載です。
万物があらゆるサービスとつながるコネクティッドな世界では、物理的なものや場所といった制限がなくなります。tsumug.edgeは、そんなコネクティッドな未来を紹介するメディアです。
通信会社に勤務し、自転車シェアサービスの立ち上げ、スマートフォンの開発、Fintechサービスの立ち上げなどを経験。好きなものは、新しいガジェットや猫。好きな人は、アインシュタインとショパン。引っ越しをきっかけに自宅のIoT化に挑戦中。
今回紹介する、猫の行動を記録できるRABOの首輪型デバイス「Catlog」にも前々から興味はあったのですが、成猫2匹は首輪を嫌がるため、導入を諦めていました。首輪は子猫時代から慣れさせると良いとも聞いていたので、子猫を迎える際は導入しようと決めていたのです。
個人的には、人間が眠っている時間帯に猫は何をしていたのか、と疑問に思うことがよくあるので、猫は本当によく「寝る子(=猫)」なのか解明してみたいという思いもありました!
Catlogは、猫の行動を計測/記録するための首輪型の活動量計です。
Catlogを活用するには、猫に装着する首輪型のCatlog Pendantと、ハブデバイスのCatlog Home用意する必要があります。Catlog Pendantには3軸加速度センサーが搭載されており、このデータがCatlog Homeを通じてクラウドで分析され、スマートフォンアプリ上で猫の状況が確認できるという仕組みです。Wi-Fiにつなぐので、外出先からでも猫が何をしているか、リアルタイムで分かります。
Catlog Pendantは首輪型デバイスのため、首輪を嫌がる猫には利用できません。とはいえ、首輪未経験の猫の場合、着けてくれるのか分からない場合が多いでしょう。そのような飼い主さん向けに、使用感を確かめるための「デビュープラン」が用意されています。今回、私もこのデビュープランを利用し、まずは様子を見ながら慣れさせることにしました。
現在のデビュープランは、Catlog PendantとHomeのセットが手元に届き、実際の使用感を確かめることができますが、私がデビュープランを利用した当時は、データを取ることができない、トライアル専用Catlog Pendantだけが届くサービスでした。
トライアル専用のCatlog Pendant、ころにゃさんが眠っているときを見計らって着けてみました。
まずは1日のうち、私が子猫の様子を見ていられる時間に限定して装着し、徐々に慣れさせていこうとしました。ところが……。
動画を見ていただくと分かる通り、装着してすぐに首輪を引きちぎろうとしたり、暴れ回ったりと大変でした。かわいそうなので諦めようかな……とも考えましたが、2日もすると慣れてくれ、全く気にしなくなってくれました。
体重500gからの利用をお勧めしているCatlogですが、バイオロギングの観点から、デバイスの重量を体重の3〜5%程度以下に収めることが推奨されているそうです。ちなみに、Catlog Pendant自体は「10円玉2枚分」の重さです(ベンガル猫のころにゃさんは、生後2カ月で500gくらいだったため、推奨体重内でした)。
Catlog Pendantを着けた初日は、首回りの長さが最小サイズ(約16cm)よりはるかに小さく、Catlog Pendantの長さが余ってしまっていたので、もう少し成長を待っても良かったかもしれません。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.