TCL、シニア向けスマートウォッチを229ユーロで発売へ

» 2020年09月04日 10時50分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 中国TCL Electronicsは9月3日(中央ヨーロッパ時間)、ドイツのベルリンでオンライン開催の「IFA 2020」で、シニア向けスマートウォッチ「MOVETIME Family Watch MT43A」を発表した。欧米で第4四半期(10〜12月)に発売の予定。欧州での販売価格は229ユーロ(約3万円)。

 tcl 1 「MOVETIME Family Watch MT43A」

 シニア(高齢者)向けに、ハンズフリーの通話、自動転倒検出、心拍数モニター、投薬リマインダーなどの機能を搭載したのが特徴だ。

 tcl 2 心拍数計

 自動転倒検出機能は、スマートウォッチを装着しているユーザーが転倒すると、あらかじめ登録した緊急連絡先に60秒以内にアラートを送信する。心拍数モニターは、平均心拍数より心拍数が大きく外れると、ユーザーに警告する。

 ディスプレイは41×48.5mmのタッチ対応有機ELで、高齢者向けにアイコンは大きく、色は落ち着いたダークグレイと黒の2色。防水性能はIP67だ。プレスリリースにはOSや接続可能なスマートフォンについては言及がないが、これまで販売しているMOVETIME同様の独自OS、AndroidおよびiOSアプリでのスマートフォンとの接続が可能とみられる。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月19日 更新
  1. 資さんうどんが「PayPay」の取り扱いを停止 他のキャッシュレス決済は引き続き利用可能 (2025年12月16日)
  2. なぜ? U-NEXTが自ら「U-NEXT MOBILE」を立ち上げた理由 20GB実質300円、ワンプラン、eSIMのみの狙い (2025年12月17日)
  3. 総務省が「SIMのみ契約」のMNP優遇を問題視 端末値引きは規制緩和の可能性も? (2025年12月17日)
  4. スマホ新法は「オープンなAndroidエコシステム」と矛盾しない Googleが高く評価する理由 (2025年12月18日)
  5. Apple Watchいらず、iPhone単体でフィットネスの「ワークアウト」を測定する方法は? (2025年12月17日)
  6. 「住信SBIネット銀行」の商号変更に関する一部報道 ドコモは「準備が整い次第公表」 (2025年12月18日)
  7. 「Pixel 10 Pro XL」のコンピューテショナルカメラはどのくらい進化した? 撮ってみて分かったこと (2025年12月18日)
  8. テスラの車載Wi-Fiをワイモバイルの“子回線”と“バッテリーレス”ルーターを活用して“安く”構築した話 (2025年12月17日)
  9. iOSが「スマホ新法」に対応、アプリストアや決済手段を選べるように App Storeの手数料も改定 (2025年12月18日)
  10. 500ポイントもらえる「東京アプリ」のテストに参加する方法は? 1.1万円相当のポイント付与に向けた最終検証がスタート (2025年12月15日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー