中国TCL Electronicsは9月3日(中央ヨーロッパ時間)、ドイツのベルリンでオンライン開催の「IFA 2020」で、シニア向けスマートウォッチ「MOVETIME Family Watch MT43A」を発表した。欧米で第4四半期(10〜12月)に発売の予定。欧州での販売価格は229ユーロ(約3万円)。
シニア(高齢者)向けに、ハンズフリーの通話、自動転倒検出、心拍数モニター、投薬リマインダーなどの機能を搭載したのが特徴だ。
自動転倒検出機能は、スマートウォッチを装着しているユーザーが転倒すると、あらかじめ登録した緊急連絡先に60秒以内にアラートを送信する。心拍数モニターは、平均心拍数より心拍数が大きく外れると、ユーザーに警告する。
ディスプレイは41×48.5mmのタッチ対応有機ELで、高齢者向けにアイコンは大きく、色は落ち着いたダークグレイと黒の2色。防水性能はIP67だ。プレスリリースにはOSや接続可能なスマートフォンについては言及がないが、これまで販売しているMOVETIME同様の独自OS、AndroidおよびiOSアプリでのスマートフォンとの接続が可能とみられる。
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