香港に拠点を置く調査会社Counterpoint Reserachは8月5日(現地時間)、6月1カ月間の世界のスマートフォン市場調査で、中国Xiaomiが販売台数で初めて首位に立ったと発表した。
5月は韓国Samsung Electronicsが首位、米Appleが2位だった。Xiaomiは6月にこの2社を抜いた。
Counterpoint Researchの調査では、Xiaomiは2021年第2四半期(4〜6月)の売り上げでは世界2位(1位はSamsung)。2011年の創業以来、累計8億台近いスマートフォンを販売してきた。
Xiaomiは6月、コロナ禍のパンデミックから回復途上にあった中国、欧州、インドなどで販売を伸ばした。また、Samsungは同月、製造拠点の1つであるベトナムでのパンデミックで製品不足に直面していたこともXiaomiにとっての追い風になったとCounterpoint Researchは分析した。
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