米Appleは10月25日(現地時間)、予告通り「iOS 15.1」と「iPad OS 15.1」の配信を開始した。
主な新機能はコンテンツ共有の「SharePlay」だ。再生している音楽や動画のコンテンツを、FaceTimeの参加者と一緒に楽しめる。Webブラウザや「写真」などの画面を共有できる他、対応するサードパーティーのストリーミングサービスも共有できるようになる。
「iPhone 13 Pro」と「iPHone 13 Pro Max」ではProResビデオ撮影も可能になる。ProResは、FinalCutなどに採用されている高品質のビデオフォーマット。容量128GBのモデルでは1080p、30fpsのビデオが撮影できる。
Appleが紹介した新機能を以下に転載しておく。
Appleは翌26日、iOS/iPadOS 15.1のセキュリティ関連のアップデート情報を公開した。対処した脆弱性は22件。今回は「既に悪用された可能性のある脆弱性」はなかった。
「iPadOS 15.1」の更新は、カメラとウォレットを除くiOS 15.1と同じ内容だ。
【更新履歴:2021年10月27日午後4時15分 セキュリティ関連の更新について追記しました。】
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