米Googleは2月9日(現地時間)、韓国Samsung Electronicsによる「Galaxy S22」シリーズや「Galaxy Tab S8シリーズ」の発表に合わせ、これらの端末でも使えるGoogleアプリの新機能を紹介した。また、間もなく開始予定の「Galaxy Watch4」のアップデートで利用可能になる「Wear OS」の新機能も予告した。
ビデオ通話アプリ「Google Duo」に、Googleのホワイトボード「Jamboard」や「Googleマップ」、Samsungの「Notes」や「Gallery」、「YouTube」の動画などを共有する機能を、まずはGalaxy S22シリーズとGalaxy Tab S8シリーズで利用可能にする。米Appleの「FaceTime」の「SharePlay」に似た機能だ。
Googleの「メッセージ」アプリでリンクを共有したYouTube動画を、アプリを離れずにプレビュー、再生できるようになる。今後数週間で利用可能になる見込み。
音声コマンドで端末を操作するアクセシビリティ機能「Voice Access」を、Galaxy S22およびGalaxy Tab S8のシリーズ製品に組み込んだため、「ねえGoogle、Voice Access」と言うだけでこの機能が起動する。
Galaxy S22およびGalaxy Tab S8のシリーズ製品が、Pixel 6シリーズに搭載済みの「Material You」に対応した。壁紙を変えると、通知やアプリなどのルック&フィールが壁紙の色に合わせて自動的に変わる。
Galaxy Watch4を購入し、最初にセットアップする際、連携するスマートフォンで愛用しているアプリがWatch4へのお勧めアプリとして表示されるようになる。スマートフォン側で表示されたアプリをタップするだけで、Google PlayストアからWatch4にそのアプリがインストールできるようになる。これは「来月(3月)」に可能になる見込み。
「Googleアシスタント」をGalaxy Watch4で利用できるようになる。「間もなく」Google Playストアからダウンロードできるようになるとしている。少なくとも当面はSamsung独自の音声アシスタント「Bixby」と共存させるようだ。
YouTube MusicアプリはこれまでもWear OS版があったが、再生するには楽曲をダウンロードする必要があった。「間もなく」Wi-FiとLTE経由で楽曲のストリーミングが可能になる。これはGalaxy Watch4だけでなく「その他のWear OS端末で」利用できるようになるとしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.