日本では、クレジットカードの発行枚数が3億枚に達したといわれており、伸びは頭打ちになっている。それに対してデビットカードは、Visaブランドだけながら発行枚数は1770万枚にとどまる。デビットカードは、米国で20年、欧州で10年は日本より先行しているとVisaの寺尾氏。例えば英国では2017年にデビットカードの取引件数が現金を上回り、決済手段として最多になったという。
日本でも、今後10年単位で見れば同様にデビットカードが普及するとみており、千葉銀行以外の金融機関も同様にデビットカードに力を入れていくだろう。Visaではクレジットカードに続いて、金融機関と協力しながらデビットカードの普及に注力していく考えだ。
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