目がかゆくなり、鼻がムズムズする――寒い冬が嫌いでも、花粉症の人にとっては暖かくなるからといって、春の到来を手放しで喜べないのがつらいところです。そう、花粉が飛散するからです。
花粉症を引き起こすアレルゲンには、2月から飛散するスギ、ヒノキの他に、イネ、ブタクサ、ヨモギ、スギなどさまざまな植物の花粉があります。最も多いのはスギとヒノキが引き起こす花粉症。両方に反応してしまう人では、2月から5月と1年の3分の1を花粉症の症状とともに過ごさなければなりません。
薬で症状の発現を抑えられるとしても、できれば花粉が多く飛散する日の外出は避けたいところ。朝のテレビでも花粉の飛散量を知ることができますが、もっと手軽に、スマホでチェックしてみるのはどうでしょうか。
憂鬱(ゆううつ)な花粉飛散量のチェックは手早く済ませたいもの。アプリなら、設定さえ済ませておけば、ワンタップで完了しますよ。
花粉の飛散量に応じて、ネコの「マロ」の顔が変化します。つらい現実があったとしても、マロの表情でほんの少しだけ救われます。
また、週間の花粉飛散量予測を気温、降水確率、天気情報とともにチェックできるのも実用的です。
その名の通り、花粉症に関するニュースや豆知識をチェック可能なアプリです。「花粉ニュース」「花粉症まとめ」「豆知識」「花粉情報」をタブで表示。
花粉情報タブでは、ウェザーニュースが提供している花粉飛散量を知ることができます。自分の住んでいる知域、または出かけようとしている地域を地図から選んでいけば、翌日の花粉飛散量が分かりますよ。
花粉飛散量だけでなく、風情報も地図上に表示します(Android 10以降で風向き表示が出ないとのレビューあり。筆者のAndroid 12がインストール済みスマホでも非表示なのを確認)。こちらの情報元はウェザーニュースのポールンロボ。観測済みのデータを取得しているため、「花粉予報」ではないことに注意しましょう。
週間天気予報 Sunnyは、週間天気、花粉情報、天気概況を一度に確認できるアプリです。位置情報からエリア設定を行えるため、手間がないのが便利。歯車アイコンから気象予報区域を追加することも可能で、追加した地域はタブ表示されます。いつも行く知域を設定しておけば、飛散量に応じて準備できそうですね。
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