Appleは、Apple Watch用の新しいプライドエディションバンドを5月26日に発売する。
これは、毎年6月のプライド月間(LGBTQ+の権利や文化に目を向け、その啓発を促す月間)を迎えるにあたり、Appleが新たに用意したもの。柄や色が異なる「スポーツループバンド」「Nikeスポーツループバンド」の2タイプあり、全てのApple Watchに対応する。価格は5280円(税込み)。
プライドエディションスポーツループバンドは、トランスジェンダーとジェンダー・ノンコンフォーミングの人々を表すライトブルー、ピンク、ホワイト、黒人とラテン系のコミュニティを象徴するブラック、ブラウンを使った鮮やかなグラデーションが特徴の商品。
1984年の初代Macintoshに表示された「hello」のあいさつにインスピレーションを得た筆記体の「pride」の文字をあしらっている。この部分は2層のナイロン生地のテキスタイルループの一部を取り除き、立体的な見た目と質感になっているという。
また、プライドエディションスポーツループバンドに合う、新しい文字盤「プライドスレッド」が公開された。無料でダウンロードできるが、watchOS 8.6搭載のApple Watch Series 4以降かiOS 15.5搭載のiPhone 6s以降が必要となる。
複数のプライドフラッグからインスピレーションを得たこの新しい文字盤は、LGBTQ+ムーブメントの強さと相互サポートを象徴する色を組み合わせており、Digital Crownを回したり、画面をタップしたりすると、鮮やかな色の線が動く仕掛けとなっている。
プライドエディションNikeスポーツループバンドは、スポーツにおけるLGBTQ+の平等を推進するNikeのBe Trueキャンペーンのデザインテーマであるブラックストライプを織り込んでいる。Be Trueは、LGBTQ+のコミュニティに対するNikeのより広範な取り組みの一環で、認識、インスピレーション、教育に焦点を当てている。
なお、プライドエディションNikeスポーツループバンドは、近日中にnike.comでも取り扱われる予定。
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