静岡市発のMVNOが挑む選択肢の“ない”通信サービス:Mobile Weekly Top10

» 2022年05月28日 11時00分 公開
[井上翔,ITmedia]

 ITmedia Mobileにおける1週間の記事アクセス数を集計し、その上位10記事を紹介する「ITmedia Mobile Weekly Top10」。今回は2022年5月19日から2022年5月25日までの7日間について集計し、まとめました。

一択モバイル TOKAIコミュニケーションズが提供する「一択モバイル」は、端末もプランも選択肢が1つしかありません

 今回の集計期間におけるアクセス数の1位は、TOKAIコミュニケーションズ(静岡市葵区)が提供するMVNOサービス「一択モバイル」に関するインタビュー記事でした。

 この一択モバイルは、同社が提供するMVNOサービス「LIBMO(リブモ)」のサブブランドとして登場したパッケージプランで、プランは「月額980円(税別)、3GB音声付き」の1択、端末も「moto e7」の1択のみという“思い切った”プランで話題を呼びました。端末代金は1円と非常に安いのですが、1年以内に解約すると1万450円の契約解除料が掛かります。期間限定ならぬ「端末在庫限定」サービスで、現時点では端末の在庫がなくなり次第新規申し込みの受付を終了する予定です。

 一択モバイルの狙いは「何を買っていいのかが分からない、SIMを契約するのが面倒という人」。確かに、携帯電話回線の契約はもちろん、端末選びも“面倒臭い”と考える人は少なからず存在します。うまい所を狙ったプロモーションだと思います。

 TOKAIコミュニケーションズは静岡県内を中心にインターネットプロバイダー事業を展開してきました。MVNOサービスのLIBMOは同県内に実店舗を展開している上、同県内でTVCMも放映していることもあり、静岡県内のユーザーが多めです。それに対して、Webでのみプロモーションを行った一択モバイルは静岡県“以外”のユーザーがほとんどいないということが興味深い所です。

 静岡県出身の私個人としては、TOKAIホールディングス(TOKAIコミュニケーションズの親会社)といえば都市ガスやプロパンガスの会社というイメージが強いんですよね。ガスからインターネットプロバイダー事業やCATV事業へのつながりについて、もうちょっと話を聞いてみたくもあります。

 そういえば、TOKAIコミュニケーションズの以前の会社名は「ビック東海」。一部の人にはゲーム会社として認知されているかもしれませんが……。

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