多すぎて分からない「ワイヤレスイヤフォン」 選び方のポイントを解説(1/3 ページ)

» 2022年06月12日 11時00分 公開
[はやぽんITmedia]
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 完全左右独立型のイヤフォンは「TWS(True Wireless Stereo)イヤフォン」とも呼ばれ、ここ数年で多く普及していることもあり、販売される製品も数多くある。しかし、どんな製品を選んでいいか分からないという人も多いだろう。そこで今回は、ワイヤレスイヤフォンを選ぶポイントを解説したい。

 なお、完全左右独立型イヤフォンは「TWS(True Wireless Stereo)イヤフォン」とも呼ばれるため、以下、TWSイヤフォンと記す

左右独立型イヤフォン ワイヤレスイヤフォン(TWSイヤフォン)の選び方をお伝えする

価格帯は4000円台〜3万円以上とさまざま

 TWSイヤフォンを選ぶときにまず考えたいのが「値段による機能の違い」だ。5000円以下の商品では、機能や音質よりもコスト面での優先度が求められるので、お世辞にも使いやすいといえる商品は少ない。話題にも挙がるノイズキャンセリングや外音取り込みなどの機能もなく、ごくごく普通のリスニング用イヤフォンと呼ぶべき商品が大半だ。

 ただ、ゲオなどに代表されるショップでは、4000円程度の製品でもノイズキャンセリングを搭載する製品も販売している。また、カラーリングが豊富な商品が多い点も特徴の1つといえる。しかし専用アプリは多くの場合で用意されておらず、カスタマイズができないものも多い。

 1万〜2万円前後の価格帯は、各社最も力を入れている価格帯だ。この価格帯ではオーディオメーカー、スマートフォンメーカーを始めとした大手メーカーも参入しており、音質面でも機能面でも5000円クラスの商品とは明確な差を感じるものとなる。Appleの「AirPods」をはじめ、「Galaxy Buds」やHuaweiの「FreeBuds」などもこの価格帯の商品だ。この価格帯ではAppleのEarPodsなどに倣った機能を持つオールマイティーな商品もあれば、音質やノイズキャンセリングなどの得意分野に焦点を当てて、その分野に特化した商品もある。

 3万円クラスとなれば各社のフラグシップモデルがずらっと並ぶ最上位クラスとなる。ワンランク上の高品質なアクティブノイズキャンセリング、卓越した音質、多数のイヤーピースによる装着感の自由度の高さ、長時間使用可能なバッテリー、使い勝手のよい充電ケースなどを備えたプレミアムな商品が展開されている。Appleの「AirPods Pro」やソニーの「WF-1000XM4」などの評価の高い機種もこの価格帯だ。価格に見合った機能を備えていることから、人気の高いランクでもある。

スマートフォンと同じメーカーの製品を選ぶ

 TWSイヤフォンの魅力として挙げられる点が「今までのイヤフォンではできなかった新しい体験」がある。特にスマートフォンと高度に連携できることが魅力で、機種によっては端末間のシームレスな切り替えが可能なものもある。この部分に関しては、主にスマートフォンを展開するメーカーが発売している機種が強い。AirPodsやGalaxy Budsなどが代表例といえる。これらのイヤフォンでは、スマートフォン内に専用のアプリがインストールされているなど、使い勝手がよくなっている。

左右独立型イヤフォン Appleの「AirPods」

 iPhoneに関しては、AirPodsやAirPods Proが最良の選択肢だといえる。これは音質だけではなく、機能面や相性面での利便性の方が大きいからだ。ストレスフリーのペアリング、紛失したときの追跡機能、各種サウンドのカスタマイズなどを考えれば、これ以上の商品はない。さらに、AirPods Proは専用チップによる高度なノイズキャンセリングと、違和感の少ない外音取り込み機能が高い評価を得ている。

左右独立型イヤフォン Samsungの「Galaxy Buds」

 Android端末では主にサムスンや中国系のメーカーがAppleにならった自社のエコシステムに組み込むような形での商品展開をしている。これらのイヤフォンはBluetooth規格のため、AirPodsをAndroidスマートフォンで使うことも可能だ。ただ、最大限に機能を発揮しようと思うと、イヤフォンと同じメーカーのスマートフォンでそろえた方がベターだ。

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