スマートフォンが発熱する原因は、半導体や、それらをつなぐ配線で電気抵抗が起きているから。故障を防ぐために、発熱をするとあえて性能を落とすよう設計されている。プロセッサの微細化は発熱面でもメリットがある。
iPhoneやPixelといった新型スマートフォンが発売される中、中国ではHuaweiの最新スマートフォン「HUAWEI Mate 60」シリーズが話題だ。発表会もなく、突如発売されたこのスマートフォンはスペックの多くが謎めいた形で販売された。香港で「HUAWEI Mate 60 Pro」の実機を入手したので、レビューしていく。
EUにてスマートフォンのバッテリー交換規制が強化され、2027年にはバッテリーを容易に交換できる機種でないと、同地域では販売できなくなる見込みだ。これについてメーカー各社も既に手を打ち始めている。既にEUでは「修理のしやすさ」が市場でスマートフォンを選択する上での差別化要素になっている。
ドコモで販売されるAndroidスマートフォンには、いまだフィーチャーフォン時代の絵文字が表示される。しかしこれが今のスマートフォンにそぐわない側面が出ている。この絵文字問題について考察したい。
スマートフォンのディスプレイは大型化しており、今や6型のスマホは当たり前になりつつある。その一方で、より大きなディスプレイを備えた、いわゆる「ファブレット」と呼ばれる端末はほとんど見かけなくなった。ファブレットが生まれた背景と、消えた理由を考えたい。
筆者が「Galaxy Z Flip3 5G」を約2年利用した際に感じたことや課題を紹介する。Galaxy Z Flip3 5Gではメーカー公称値で20万回の開閉を行っても破損しないとしている。一方で保護フィルムの劣化には注意したい。
EU(欧州連合)は、スマートフォンなどに対する新たな規制として、「バッテリーを簡単に交換できる設計とすること」を可決した。バッテリーを交換できるのはメリットだけではない。スマートフォンのイノベーションを阻害する側面もある。
モトローラの最新スマホ「motorola razr 40 ultra」が日本でも発売される。今回は海外版を総務省の特例制度を用いて実際に使ってみた。縦折型のフリップタイプのスマホで、たたんだ状態でもさまざまなアプリを利用でき、まさに折りたたみスマホの新時代を開拓する端末といえる。
スマートフォンの値引き上限が、現行の2万2000円から4万4000円に緩和される見通し。これにより、4万円台〜5万円台のスマホが増える可能性が高い。規制緩和によってスマホが手ごろに買えるようになる反面、新たな問題の火種になる可能性も残っている。
自宅に使っていないスマホが眠っている人も少なからずいるだろう。そんなスマホの活用例として、ドライブレコーダーがある。古いスマホは画質が低く難しい面もあるが、近年発売されたハイエンド機なら暗がりも正確に撮影できて便利だ。
Googleがタブレットの「Pixel Tablet」を発売し、折りたたみスマートフォン「Pixel Fold」も発売する。折りたたみスマホには、これまで開発用の基準となるモデルが存在しなかった。折りたたみやタブレットに最適化されたアプリの開発が進むか。
Pixel 7aの価格設定と値引きについて解説。一括6万円台〜7万円台だが、返却を前提とした購入プログラムを使えば、お得に運用できる。特にドコモとソフトバンクは、実質負担額を安く抑えられる。
各キャリアは「認定中古」という枠組みでスマートフォンを提供することが増えてきている。ドコモではiPhoneに加えてAndroid端末も提供するなど、新しい動きも出てきている。ドコモがAndroid端末の「認定中古」を取り扱う背景や端末の選定理由などを広報に確認した。
2022年は1型センサーを採用した「カメラスマホ」が多く発売された年だった。Xiaomiやシャープが1型センサースマホを発売するなかで、OPPOも「OPPO Find X6」というカメラスマホを発売した。今回は同製品の撮り心地を実際に試してみる。
スペックが低い廉価なスマートフォンが「初心者向け」とうたわれることが多いが、必ずしも初心者に勧められるとは限らない。2万から3万円の性能の低い機種やストレージの少ない機種を選んでしまうと、使っていくうちに不満を感じることもある。どんな機種がオススメかは、スマートフォンの利用頻度や用途によって変わってくる。
Androidスマートフォンにはしばしば「キャリアのロゴ」が端末に入ることがある。これによって「デザインが阻害される」といった意見を聞く。ただ、最近はこのキャリアロゴを見かける機会が減ってきた。
新品のスマートフォン、特にiPhoneは価格が高騰していることから、中古での購入を検討している人も多いだろう。中古市場でも売れ筋となっている「iPhone SE(第2世代)」が、実際にどの程度利用できるのかを検証した。現在もスペックは必要十分だが、やや物足りない点もある。
公正取引委員会が指摘している携帯電話の廉価販売。委員会が公表している緊急調査の報告ではいくつか整合の取れない点が見られる。値引き率などの明確な基準もなく、あくまで「留意すべき」という見解を示しただけとなっている。
近年のスマホを見ていると、どこか物足りなさを感じる。10年ほど前のスマホにはワクワクさせられたものだが、現在は成熟し、完成してしまった印象がある。これからは「折りたたみスマホ」の時代だと感じる。
Xiaomiから発売されたライカ監修スマホの第2弾、「Xiaomi 13 Pro」を試す。1型センサー搭載のハイエンドスマホで、動作もストレスない。さらに「寄れる」望遠カメラを搭載しており、写真を撮るのが楽しくなるスマホといえる。
スマートフォンのカメラ性能が強化されていく中、デジタルカメラにAndroid OSを搭載した機種はかなり少ない。今回は一風変わった機種として、レンズ交換式のカメラにAndroid OSを搭載したYONGNUO「YN455」について紹介したい。
今回は、スマートフォンなどの端末を充電した際にかかる電気料金について考えてみた。リチウムイオンバッテリーは定格電圧3.7Vとし、電気料金は東北電力の従量電灯Bの1kWh 29.28円で算出した。フル充電後も少量だが電気が流れ続けることがある。
近年のスマートフォンでは画面のふちを目立たなくする“ベゼルレス化”が進んでいる。ベゼルを狭くする上で障壁となるのがインカメラの存在だ。ディスプレイ内にインカメラを埋め込む技術を採用するメーカーも増えている。
2022年も多くのガジェットを購入してきたが、実際に使って満足度の高かった製品を紹介する。スマートフォンでは「iPhone 14 Pro」が個人的なベストバイ。海外のスマートフォンでは「vivo X90 Pro+」の満足度も高かった。
2023年のスマートフォンはどのような進化を遂げるのか。カメラは独自の画像処理プロセッサの実装、光学的なハードウェアの性能向上といったところに焦点が当たるだろう。折りたたみスマートフォンや衛星通信機能も注目しておきたい。
安価にスマートフォンを購入する手段として中古での購入が挙げられるが、中古でAndroidスマートフォンの購入を検討しているのなら、注意すべき点が多い。OSのアップデートやサポート期間が機種によって異なる。契約しているキャリアのバンドが合っているかも確認しておきたい。
スマートフォンを長く使うにあたって、多くの方が気にする点の1つがバッテリーの劣化だ。かつての携帯電話では多くの機種でバッテリー交換ができたが、現在ではほとんどが交換できなくなった理由について考察していていきたい。
5年前に発売されたiPhone Xを改めて検証。今はどれだけ使えるのか、どのような部分が新しい機種に比べて苦しい立ち位置になっているのかをまとめてみた。
最近、スマートフォンを乗り換えて写真を撮ってみると、以前よりも「派手な雰囲気になった」と感じることも多い。なぜそのような傾向になっているのか、考察してみる。
9月に発表されたHuawei製「Mate 50」シリーズ。ライカとの提携解消や米国制裁下でありながらも世に放ったフラグシップモデルを今回実際に手にすることができたので、簡単に紹介していきたい。
スマートフォンのカメラが高性能化しているが、それらの機種では以前よりも被写体に寄れなくなった。QRコードが読み取りにくくなったという声を聞くようになった。 最近のスマホでは、なぜこのようなことが起こるのか?
今回はスマートフォンをとりまくOSアップデートの実情、新たな取り組みについて考察する。AndroidスマートフォンのOSアップデートがiPhoneよりも少ない背景には、検証コストやプロセッサのサポート期間がある。そのAndroidスマートフォンでも、OSのアップデート長期化の流れも見え始めている。
9月16日に発売された「iPhone 14」シリーズの中でも、「iPhone 14 Pro」は4800万画素のセンサーを採用しサイズも向上しているなど、カメラ性能が大きく強化された端末だ。今回は既に発売されているハイエンドAndroid端末3種と共に撮り比べた。
多種多様なスマホが販売されるなか、時代の影に消えていった「2画面スマホ」。「Galaxy Z Fold」シリーズのような画面が一体化した折りたたみスマホではなく、文字通り2つの画面が1つのスマホに搭載されているスマホのことを指しているが、これらはなぜ消えてしまったのか?
スマホの画面は年々大型化が進行している。その一方で「iPhone 13 mini」やASUSの「Zenfone 9」のようなコンパクトな機種も少数ながら販売、発表されている。日本ではなぜ小さいスマホを求めるユーザーが多いのか。
4年から5年と長期で使うことも増えてきたスマートフォン。長く使っていくのであれば、画面割れやバッテリー交換などの補償について心配になる方も多いはずだ。今回はスマートフォンの補償サービスについて少し解説してみよう。
ついに出そろったMNO各社のハイエンドスマートフォン。「Galaxy S22 Ultra」「Xperia 1 IV」「AQUOS R7」と実際に使ってみて、どのような人に向いているのか考察してみた。
今回はスマホに搭載されるカメラの進化についてまとめてみる。多眼化した機種が普及し始めた2017年から進化が始まり、2022年ではイメージセンサーの大型化や画素数の増加など、めざましい進化を遂げている。
ライカ監修の1型センサーのカメラを搭載した「Xiaomi 12S Ultra」を入手した。最上位モデルにあたるXiaomi 12S Ultraは、超広角レンズと光学5倍望遠レンズを備える3眼構成だ。撮影してみるとダイナミックレンジの広さに驚かされる。
ソニーのフラグシップスマートフォン「Xperia 1 IV」が、ドコモ、au、ソフトバンクから発売されたが、一括価格はいずれも19万円台。ネットでも「高い」という声が目立つが、価格に見合う価値があるのか。実際に購入して、カメラ、ゲーム、音楽などの面から検証した。
円安の影響もあり、スマートフォンの価格が高騰している。約19万円のXperia 1 IVは、2017年に発売されたフラグシップモデル「Xperia XZ Premium」と比較すると、2倍近い価格差となっている。背景には部品数の増加や高品質化、昨今の半導体不足が挙げられる。
ドコモのiPhoneを購入する際に、「箱に名前を書く」という対応が注目を集めている。ネット上でも賛否両論の意見が飛び交う中、筆者もiPhoneを購入した際に、記名の体験をした。記名をしても、転売対策には効果が薄いと感じる。
完全左右独立型のイヤフォンは「TWS(True Wireless Stereo)イヤフォン」とも呼ばれ、ここ数年で多く普及していることもあり、販売される製品も数多くある。そこで今回は選ぶべきポイントを挙げながら、イヤフォン選びについて語っていきたいと思う。
近年のスマートフォンでは、Android端末でもSDカードを使用できない機種も多く存在している。比較的高価なスマートフォンにてSDカード利用できない機種が多いが利用できなくなる傾向にあるのか、少し掘り下げてみようと思う。
近年ではイヤフォンジャックのないスマートフォンが多く販売されている。一方で、XperiaやROG Phone 5など、イヤフォンジャックを備えたスマートフォンもある。有線イヤフォンを使うメリットは、高音質や長時間再生、動画やゲームなどでの音声遅延を抑えられることが挙げられる。
日本でも5Gのサービスが始まってから2年が経過した。高速かつ大容量の通信インフラ下での利用を前提としたリッチコンテンツが登場し始める中、ストレージ容量不足という声も多く寄せられる。お使いのスマートフォンの本体容量について、再考してみる時期が来たといえる。