2022年に「iPhone 14 Pro」「AirPods Pro」がベストバイだった理由(1/2 ページ)

» 2023年01月09日 11時08分 公開
[はやぽんITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 2022年も多くのガジェットを購入してきたが、実際に使って満足度の高かった商品をスマートフォン、ウェアラブルデバイス、オーディオ機器、そして海外から取り寄せた個性的なものの4つに絞って紹介する。

カメラや小型ボディーが魅力だった「iPhone 14 Pro」

 スマートフォンでは「iPhone 14 Pro」が個人的なベストバイだ。今までiPhoneに足りなかったAndroidスマートフォン並みの強力なカメラ性能を備え、とてもコンパクトなボディーに収めたことに好感が持てた。

iPhone 14 Pro iPhone 14 Proは標準カメラが4800万画素になり、イメージセンサーも大型化するなど大きく進化した。加えて、超広角カメラと3倍望遠カメラを備えた3眼構成となる
iPhone 14 Pro カメラ性能がかなり高い機種ではあるが、画面サイズは6.2型ということもあり、この手の端末としてはコンパクトだ。カメラ性能を売りにする他社商品をみてもあまりないサイズだ

 特に利用頻度の多い2倍、3倍の画角が比較的キレイに撮影できる点は、他社のスマートフォンに比べても扱いやすいものだ。

iPhone 14 Pro 「ダイナミックアイランド」というパンチホールとなったディスプレイもiPhoneとしては新しい。カメラ部をUIに溶け込ませる考え方には驚かされた

 もちろん、iPhoneらしい使い勝手のよさはしっかり備えており、防水・防塵(じん)性能はもちろん、FeliCaもバッチリ利用できる。普段使いのしやすさといった面も兼ね備えており、まさにベストバイだったスマートフォンだ。

ウェアラブルは長持ちバッテリーの「HUAWEI WATCH 3」に満足

 ウェアラブル端末では「HUAWEI WATCH 3」がベストバイだ。Wi-Fi接続で各種アプリケーションを単独で追加可能となっている。加えて、デュアルチップセットを搭載し、最大14日連続稼働可能な省電力モードも備える点が一番引かれた。

HUAWEI WATCH 3 「HUAWEI WATCH 3」ではスマートモードと省電力モードではそれぞれ別のプロセッサが動く仕様となっている。これによってアプリを利用した多機能さと、フィットネス重視の長寿命を両立できる
HUAWEI WATCH 3 省電力モードでも他社の製品に比べると多くの機能が利用できる。各種フィットネスの他にも心拍数、皮膚体温、血中酸素飽和濃度測定などが利用可能だ。HUAWEI Watch GTシリーズ並みの機能を備え、最大14日間連続で使用できる点はApple Watchにない魅力だ

 省電力モードでも時計を表示するだけではなく、各種健康管理機能は利用可能だ。実際に使っても10日を超えるバッテリー持ちはありがたい。充電し忘れて10%ほどしか電池残量がなくても、省電力モードなら丸一日利用できた。

イヤフォンは日常使いで完成度の高い「AirPods Pro(第2世代)」

 オーディオ関連としては、 Appleの「AirPods Pro(第2世代)」がベストバイだ。前世代から順当に進化したイヤフォンであるが、やはり日常的に使うガジェットとしては非常に高い完成度を持つものだと再確認できた。

 ノイズキャンセリングも進化を遂げ、より高い周波数のノイズもカットされるようになった。音楽を再生していなくても強力なノイズキャンセリング性能を持つことから「デジタル耳栓」としても利用している。

AirPods Pro 筆者は装着感を上げるため、社外品のイヤーピースを使用している。他社のイヤフォンと仕様が異なるので、イヤーピースは専用品といえるものだが、このようなアクセサリーが豊富な点も「AirPods Pro」の利点だ

 特に外音取り込み性能は従来の比ではないぐらい感度も良く、利用時の違和感を覚えさせないチューニングになっており、この点も高く評価したい。

AirPods Pro 音質などで非常に優れた機種も多く登場したが、スマートフォンと組み合わせるガジェットとしての側面を考慮すると、AirPods Pro(第2世代)が1つ上を行っていたと感じた

 充電ケースにスピーカーが内蔵され、充電時やアプリから探す際に音が鳴る点は非常に使い勝手がいいと感じた。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年