ライカとコラボした「Xiaomi 12S Ultra」を試す 驚きのカメラ性能、思い出した“あのメーカー”(1/2 ページ)

» 2022年08月04日 10時00分 公開
[はやぽんITmedia]

 1型センサー搭載スマホといえば、7月に発売されたシャープの「AQUOS R7」が思い浮かぶが、海を超えた向こうにはもう1つの1型センサー搭載スマートフォンとして、「Xiaomi 12S Ultra」が発売された。今回はこのXiaomi 12S Ultraを入手することができたので、カメラ機能を中心に紹介していく。

 なお、今回使用した端末は技適を取得しておらず、日本で電波を発して使用すると電波法違反になるため、フライトモードに設定して使用した。

ライカとのコラボレーションでカメラ性能を大幅に強化

 Xiaomi 12S Ultraは7月4日に発表され、1型のセンサーとライカ(Leica)とのコラボレーションが話題を呼んだ機種だ。先立って日本ではシャープよりAQUOS R7が発表されたが、発売時期がほぼ同じとなったことで、興味を示したユーザーも多いのではないだろうか。

 スペックは申し分ない。プロセッサにはSnapdragon 8 Gen 1の改良版ともいえるSnapdragon 8+ Gen1を搭載。メモリは8GBまたは12GB、ストレージは256または512GBに設定されている。葉脈からヒントを得た冷却機構を搭載するなど、パフォーマンス維持にも抜かりがない。

Xiaomi 12S Ultra ライカとコラボしたカメラを搭載した「Xiaomi 12S Ultra」

 ディスプレイは6.73型の有機ELと大型で、120Hzのリフレッシュレートにも対応。本体スピーカーはherman kardonが監修している。バッテリー容量は4860mAhで、67Wでの急速充電や最大50Wの無接点充電、リバースチャージに対応する。

 Xiaomi 12Sシリーズ最上位にあたるXiaomi 12S Ultraは、カメラを意識したデザインを取り入れている。本体にはライカのロゴ加えて、レンズはVARIO-SUMMICRONを冠するものを採用している。レザー調の背面デザインとなっているところも、同社のカメラを意識しているように感じる。

Xiaomi 12S Ultra カメラ部周りの金属部分に「LEICA」のロゴが映えるデザインだ
Xiaomi 12S Ultra カメラ下部には「VARIO-SUMMICRON」の文字が見える。VARIOの文字からズームレンズの扱いになっているのが分かる
Xiaomi 12S Ultra
Xiaomi 12S Ultra 背面はレザー調のものとなっており、カメラ周りを金属で覆うものと合わせて「カメラ」を意識したデザインとなっている

ダイナミックレンジの広さに驚き Huaweiスマホに通ずる部分も

 ライカ監修で1型センサー搭載とあれば、これは使わずにはいられない。ということで、街に繰り出していくつか撮影してみた。本体プリセットのフィルターを使用したものもあるが、基本的にオートモードで撮影している。

Xiaomi 12S Ultra 撮影画面は左側のLEICAとあるモードと右側のライカフィルターを組み合わせて撮影が可能だ

 撮影してみるとダイナミックレンジの広さに驚かされる。色の表現はもちろん、奥行き感もしっかり出ていると感じる。

Xiaomi 12S Ultra
Xiaomi 12S Ultra
Xiaomi 12S Ultra
Xiaomi 12S Ultra
Xiaomi 12S Ultra
Xiaomi 12S Ultra
Xiaomi 12S Ultra
Xiaomi 12S Ultra

 上記のダイナミックレンジに加え、1型と大型のセンサーとF1.9と明るいレンズの関係でボケもキレイに出てくる。

Xiaomi 12S Ultra
Xiaomi 12S Ultra
Xiaomi 12S Ultra 1型の標準カメラに加え、超広角と望遠カメラ、64点のd-tofセンサーを備えている

 シリーズ最上位モデルにあたるXiaomi 12S Ultraは、超広角レンズと光学5倍望遠レンズを備える3眼構成だ。超広角では周囲の風景をダイナミックに切り取ることができ、5倍望遠は手ブレ補正も優秀で、遠くの被写体もキレイに撮影できる。

Xiaomi 12S Ultra
Xiaomi 12S Ultra
Xiaomi 12S Ultra
Xiaomi 12S Ultra
Xiaomi 12S Ultra 超広角、望遠でも非常にキレイに撮影できる

 備え付けのフィルターを使えばライカらしいモノクロ撮影も可能だ。また、今回の作例につけているライカのウオーターマークは、撮影後に数パターンから選んで編集することができる。

Xiaomi 12S Ultra
Xiaomi 12S Ultra ウオーターマークというよりはフレームエフェクトに近いが、これだけで味のある写真になる

 ここまで何枚か撮影してみたが、かつてライカとコラボしていたHuaweiのスマートフォンに近いものを感じた。初期設定ではやや色が濃い傾向だったが、端末内のフィルターを使うことで、Huaweiや同じくライカとコラボしているシャープのスマートフォンのような色味の写真を撮影できる。

 チューニング的には見た目に忠実な写真を撮るのではなく、どこかアーティスティックで映えるような感覚の写真になる。誰でも簡単に感性を刺激してくれる写真が撮れるコンセプトは、ライカコラボ後のHuaweiのスマートフォンに通ずる部分だ。

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2024年05月21日 更新
  1. Apple Watchを外出時にほぼ持ち出さなくなった理由 (2024年05月19日)
  2. ドコモが「dポイントクラブ」を改定する真の狙い “d払い併用”でも損する場合あり (2024年05月18日)
  3. ミッドレンジ「Xperia 10 VI」の進化ポイントを解説 デザイン刷新でも21:9ディスプレイ続投の理由は? (2024年05月20日)
  4. なぜ? ドコモのスマホから消えた「docomo」ロゴ その理由を聞いた (2024年05月17日)
  5. 貼り付ければOK、配線不要の小型ドライブレコーダー発売 スマート感知センサーで自動録画 (2024年04月25日)
  6. ダイソーで買える550円のスマホ向けカメラグリップを試してみた “あのライカ監修スマホ”が気になってしょうがない人に向いてる? (2024年05月20日)
  7. 「Xperia 1 VI」が大きな変貌を遂げたワケ 実機に触れて感じた「進化」と「足りないところ」 (2024年05月18日)
  8. ダイソーで110円の「スマートフォンレンズセット」を半信半疑で試してみる 「魚眼」は実用可能 (2024年05月19日)
  9. 「Galaxy S24 Ultra」のカメラを徹底検証 2億画素の10倍ズームは常用できるレベル AIやSペンを駆使した機能も秀逸 (2024年05月20日)
  10. 貼り付ければOK、配線不要の小型ドライブレコーダーを実際に試してみた 画質やWi-Fiスマホ連携の使い勝手を検証 (2024年05月21日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年