多すぎて分からない「ワイヤレスイヤフォン」 選び方のポイントを解説(3/3 ページ)

» 2022年06月12日 11時00分 公開
[はやぽんITmedia]
前のページへ 1|2|3       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

スマホアプリとの連携や防水性能などもチェック

 次は主にスマートフォン連携アプリの完成度、充電ケースの使い勝手、イヤフォン本体の防滴・防水・防塵(じん)性能から商品を見ていきたい。

 連携アプリではイヤフォンの音を自分好みに調整したり、本体の操作をカスタマイズできる。その例としてはソニーの「Headphone connect」がある。本体機能の操作やカスタマイズ、イコライザーの設定や本体のソフトウェアアップデートが可能だ。

 充電ケースの使い勝手も重要だ。ケースの厚さや大きさはポケットやカバンに入れるにあたって、大きすぎるものはストレスになるからだ。近年では充電ケースの小型化と、Qi規格による無接点充電がトレンドだ。GalaxyやXperiaをはじめとして本体のリバース充電に対応している機種であれば、本体からイヤフォンの充電が可能だ。

左右独立型イヤフォン リバース充電でイヤフォンをチャージする

 イヤフォンの防滴・防水・防塵は近年注目されており、多くの機種がIP54相応の規格に対応している。急な雨などに当たっても極度に心配する必要はない。ソニーの「WF-SP900」のようにIP68等級の防水に対応し、スイミングしながらの利用が可能な商品もある。スポーツ用途重視の商品では丸洗いできたりと、使用場面に応じて使い分ける「2台目のイヤフォン」としても優秀だ。

左右独立型イヤフォン 防水対応のソニー「WF-SP900」

 TWSイヤフォンは「耳に着用するガジェット」という側面もある。あまり知られてはいないが、Apple AirPods Proではイヤフォン本体に加速度センサーが内蔵されている。ダイナミックヘッドトラッキング機能を使用した空間オーディオもこのセンサーを用いたものだ。加えてAirPods Proで取得した情報を使用して、3Dアバターをリアルタイムで動かすことまで可能だ。この場合、イヤフォンの加速度センサーで顔の動きを高精度にトラッキングするわけだ。一方でGoogleが販売する「Pixel Buds」では着用したままのリアルタイム翻訳が可能だ。

左右独立型イヤフォン Google Pixel Buds A

TWSイヤフォンはまだまだ進化の途中

 ここまで、TWSイヤフォンを選ぶにあたって、価格、機能面や音質などに焦点を当てて紹介してきた。TWSイヤフォンはアンプやD/Aコンバーターの性能も向上し、コーデックやDSP処理の進化などもあって高品質なサウンドへと進化を遂げた。

 また今では、イヤフォンでは従来では不可能であったソフトウェア更新による不具合修正や機能追加も、スマートフォンを通じて可能になっている。

 このように、ただ音楽を楽しむデバイスから、音楽を楽しむ行為に新しい付加価値を与えてくれるデバイスになりつつあるTWSイヤフォン。今や街で着けている人を見かけない日はないくらいにまで普及した商品だ。使用する用途や求める機能、音質、予算を考えて最良のTWSイヤフォンを選択してみてはいかがだろうか。

前のページへ 1|2|3       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」は何が違う? 3万円の価格差をスペックから検証する (2026年03月10日)
  2. 「iPad Air(M4)」実機レビュー 「もうProじゃなくてもいい」と思えた性能、だからこそ欲しかったFace ID (2026年03月09日)
  3. 「iPhone 17e」を試して分かった“16eからの進化” ストレージ倍増と実質値下げで「10万円以下の決定版」に (2026年03月09日)
  4. 自分で修理できるスマホ「Fairphone(6th Gen.)」を見てきた わずか10分で画面交換、2033年まで長期サポート (2026年03月10日)
  5. 携帯キャリアの通信9サービス、総合満足度はpovoがトップ サブブランド勢が好調 MMDが調査 (2026年03月10日)
  6. 庵野秀明、GACKT、ひろゆき、ドワンゴ川上らが集結 “カメラのいらないテレビ電話”をうたう新サービス「POPOPO」18日に発表へ (2026年03月11日)
  7. 60ms未満の音声遅延速度で端末をワイヤレス化「UGREEN USBオーディオトランスミッター」が30%オフの2309円に (2026年03月09日)
  8. キーボード付きスマホ「Titan 2 Elite」がUnihertzから登場 実機に触れて分かった“絶妙なサイズ感” (2026年03月09日)
  9. Qualcommのウェアラブル新チップが「Elite」を冠する理由 最新モデム「X105」は衛星通信100Mbpsへ (2026年03月11日)
  10. 【無印良品】ウエストポーチもになる「スリングバッグ」が3990円に値下げ中 植物由来の原料を使用 (2026年03月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年