ソフトバンクが販売する「Xperia 5 III(A103SO)」が5月31日、同社のスタンドアロン(SA)構成の5Gネットワーク(以下「5G SAネットワーク」)への接続に対応した。接続するには端末のOSバージョンアップを行った上で、5G SAネットワークに対応するUSIMカードを用意する必要がある。
ソフトバンクのXperia 1 IIIでは、2月28日付で実施されたAndroid 12へのバージョンアップと同時に5G SAネットワークへの対応がなされている。
ただし、Xperia 5 IIIを5G SAネットワークに接続するには、OSバージョンアップ(ビルド番号「61.1.E.0.341」以降)を適用することに加えて以下の条件を満たす必要がある。
5月31日以降に新規契約または機種変更によってXperia 5 IIIを購入したユーザーには、始めから5G SAネットワークに対応するUSIMカードが発行される。この場合、ユーザーは追加の手続きをすることなく5G SAネットワークを利用できる。
一方で、5月30日までに新規契約または機種変更によってXperia 5 IIIを購入した場合、5G SAネットワークへの接続を希望するユーザーはUSIMカードの交換が必須となる。USIMカードの交換は無償で、もよりのソフトバンクショップまたはソフトバンクオンラインショップで受け付ける。5G SAネットワークの利用を希望しない場合は、既存のUSIMカードを継続して利用可能だ。
5G SAネットワークに接続しているXperia 5 IIIは、「紛失ケータイ捜索サービス」における「最後に通信を行った位置」の取得可能範囲が狭まったり、位置の精度が悪くなったりする場合がある。
また、既存ユーザーが5G SAネットワークに対応するUSIMカードに交換した場合、交換後に非対応のUSIMカードに再度交換することはできないことにも気を付けよう。
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