上記の手順でファミリー共有を設定した場合、そのまま「スクリーンタイム」の設定に移行します。設定の「Apple ID」から「ファミリー共有」をタップし、「スクリーンタイム」をタップしても設定できます。
スクリーンタイムでは、子どものiPhoneやiPadを休止させる時間、アプリの利用時間、フィルタリングを設定できます。設定の変更にはパスコードが必要になるので、子どもが推測しにくいパスコードを設定しましょう。
また、利用時間などの設定は後から修正できるので、実際に運用してみて、「金曜日はもう少し遅くまでOKにしよう」とか「このアプリは思ったよりも使うので時間を制限しよう」などと実態に合わせることも大切です。その際は、親が勝手に制限せず、子どもと相談してから設定しましょう。

「App使用時間の制限」では、アプリ制限時間を設定できます。カテゴリーで設定してもいいですし、アプリを指定することもできます(画像=左)。「コンテンツとプライバシーの制限」はオンにしてから、設定を行います(画像=右)
「iTunesおよびApp Storeでの購入」に関しては、ファミリー共有で制限するか、ここで制限を行います(画像=左)。「許可されたApp」では、ブラウザ(Safari)などを制限すると、ホーム画面に表示されなくなります(画像=右)「コンテンツとプライバシーの制限」は項目が多いのですが、迷ったらオフにしておき、不都合があったらオンにするといったやり方もできます。また、「Game Center」も全て制限しておくとよいでしょう。「変更の許可」についても、自分で変えられないように制限しておきます。
ファミリー共有を設定すると、子どもがアプリを入れたいときは許可を求めてくるため、利用アプリをあらかじめ確認できます。カメラアプリでもSNS機能があるなど、メイン機能と異なる機能もあるため、一度親がチェックしてからインストールさせるといいでしょう。
スクリーンタイムは子どもが何時にどれぐらい、どのアプリを使っているのかを常に把握できます。親が留守にしているときでも、子どもの様子が分かります。また、スクリーンタイムは自分の使用時間も分かります。親子で一緒にスマホの使い方を見直してもいいでしょう。
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