「OPPO Reno7 A」のカメラを試す Reno5 Aから画素数が減っても高画質 ただし動画は残念荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/3 ページ)

» 2022年07月12日 11時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]
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AIと水準器はオンにしよう

 Reno7 A(に限らずOPPOのスマホ全体にいえるんだけど)を使うときは、デフォルトでオフになっている3つの設定をオンにしたい。

 1つはグリッド表示。もう1つは水準器。この2つは好みといえば好みだけど、ちょっと構図を気にしたり、ちゃんと水平がとれている写真を撮ったりしたいときに役立つ。

OPPO Reno7 A グリッドと水準器はオンにするのがおすすめ。

 3つ目は「AIシーン強化」。これは撮影画面の上の端(横位置なら左の端)にある「AI」ボタンをタップすればオンになるのだが、なぜかデフォルトでオフなのだ。

 AIシーン強化オンとオフでこれだけ違う。オンにしておいてよいと思う。

OPPO Reno7 A 左がAIをオンにしたもの。空の色やシャドー部の表現が違うのが分かる。まあ実際の東京の夏の空はちょっと濁っていて「オフ」の方が近いんだけど。

 全部オンにすると撮影画面がちょっとごちゃっとしちゃうけど、OPPOらしい四角い水準器はある程度水平に近いときじゃないと出現しないし、これがあれば風景も真っすぐに合わせやすいのでいいのだ。

OPPO Reno7 A 中央の長方形が黄色くなったとき水平垂直がとれている
OPPO Reno7 A 走る子供を応援しているみたいな感じがなかなか。顔をきれいにする「AI美化処理」はデフォルト(40%)にしてある

 ではいろいろと撮ってみたい。AIシーン強化は基本的にオンだ。

OPPO Reno7 A 撮影風景。ディスプレイが有機ELになったことで屋外でもちょっと見やすくなった。花を見つけて「ブーケ」と表示が出ている
OPPO Reno7 A 人物を見つけると「ポートレート」と表示され、肌が滑らかに、さらに日陰にいても肌が明るくなるように撮ってくれる
OPPO Reno7 A 花を検出すると「ブーケ」となる。アナベルという白いアジサイだ
OPPO Reno7 A 料理。こういうグラスに入ったデザートはちょっと望遠で撮る方が形がきれいにでる、ということで2xのズームで撮影したい

【訂正:2022年7月12日12時20分 初出時、料理の写真が他の写真になっておりました。おわびして訂正いたします。】

OPPO Reno7 A 猫を見つけると「子猫」と表示されるけど、写っているのはうちの老猫。明るくない室内だがしっかり撮れている
OPPO Reno7 A 夜の公衆電話を2xのズームで。色も階調もOK。バランス良くイメージ通りに撮れている
OPPO Reno7 A 暗いところでは「夜」と表示されるが、いわゆる「夜景」モードとは別

 夜景は別途「夜景」モードが用意されている。夜景モードにするとちょっと撮影に時間はかかるが、HDRがよく効いてシャドー部も明るく撮れてくれる。

OPPO Reno7 A こちらは「夜景」モードで撮影。通常の写真モードに比べると、シャドー部がより明るく、HDRも強めに効いている感じだ

 超広角ものも2枚ほど。

OPPO Reno7 A 超広角ならではの遠近感を強調してみた。顔はちゃんと認識してくれた
OPPO Reno7 A ずらりと並んだ走る童子たち。ちょっと上から走っている感じになるよう超広角で撮ってみた

 これは東京都府中市の桜通り広場公園に設置された薮内佐斗司の作品で彩られた「童々広場」。最近のお気に入りスポットなのである。

 そこでポートレートモード。

OPPO Reno7 A ポートレートモードでふたり(といっていいのか?)を一緒に。ちゃんと背景と分離されてていい感じにぼけてくれた

 さらに自撮り。

 インカメラは1600万画素と画素数高めだ。

OPPO Reno7 A インカメラで撮影中の図
OPPO Reno7 A インカメラは1600万画素と画素数が高めだ

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