NTTドコモは「5G国際ローミング」を7月15日に始める。
これにより、ユーザーは5G通信サービスが海外でも利用できるようになる。サービス開始当初の対象国は中国、韓国、タイ、グアム、サイパンのみだが、29日からアメリカ(本土)、ハワイ、アラスカも対象国になる。
料金については、日本で契約中のドコモの料金プランのデータ量を海外の200以上の国や地域で利用可能な「パケットパック海外オプション」(24時間プランは980円)、1日当たり最大2980円で海外の200以上の国や地域でデータ通信が使える「海外パケ・ホーダイ」、もしくは従量制課金が適用される。
なお、月額2970円のahamoは5G国際ローミング時においても、月間利用可能データ量(最大20GB)の範囲内で使える。
ドコモは7月12日時点での利用可能な国や地域、事業者名(略称)、サービス提供開始日を公開している。対象機種はiOS 15.4以降/iPadOS 15.4以降の5G対応iOS端末/iPadOS端末13機種で、具体的な機種名は下記の通り。
5G国際ローミングの開始に伴い、ドコモはパケットパック海外オプションの契約者を対象とした「2022年夏季 パケットパック海外オプションポイント還元キャンペーン」を実施する。
キャンペーン期間中(7月4日10時から9月30日23時59分まで)に専用のキャンペーンサイトからエントリーし、5G国際ローミングの対象国でパケットパック海外オプションを利用すると、同オプションの定額利用料金30%分のdポイント(期間・用途限定)を進呈する。
なお、ahamo、iモード、法人名義のユーザーは進呈の対象外となる。
キャンペーンポイントの進呈は11月上旬頃を予定。有効期間はポイント進呈月を含めて6か月間となっている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.