NTTドコモが2022年夏モデルとして投入した5Gスマートフォン8機種、4G LTEケータイ1機種について、5Gおよび4G LTEの対応周波数帯・対応バンドをまとめた。
2022年夏モデルは以下の9機種。
【ハイスペックモデル】
【スタンダードモデル】
【ドコモケータイ】
Androidスマートフォン8機種は全機種が5G/4G LTEをサポートする。また、ハイスペックモデルの4機種は、2022年夏以降にサービス開始予定されている「5G SA」にも対応する。一方、3Gについてはフィーチャーフォンの「 ケータイ ベーシック F-41C」を除き、海外ローミング用の周波数帯のみの対応となっている。
ハイスペックモデルのうち「Xperia 1 IV」と「AQUOS R7 SH-52C」の2機種はeSIMをサポートしており、nanoSIM+eSIMの組み合わせでデュアルSIM利用(2回線同時待ち受け)が可能となっている。
以下では、国内キャリアで運用されている周波数帯をピックアップした対応状況をまとめている。5Gの周波数帯のうち、高速通信を実現するために重要な「ミリ波帯(Band n257)」は、ハイスペックモデルの4機種がそろって対応している。
「Xperia 1 IV SO-51C」と「AQUOS R7 SH-52C」については、国内4キャリアの主要な周波数帯の大部分に対応している。2022年現在、大手キャリアで販売されるスマートフォンは、原則として全てSIMロックフリー仕様となっている。SIMロック解除などの手続きが必要なく、他キャリアのSIMで利用できる。
ただし、ドコモでは自社回線以外の動作保証は行っていない。また、他社回線で利用する場合は、キャリアアグリゲーション(CA)による高速な通信をサポートしていないこともあるため、注意が必要だ。
【訂正:2022年6月2日17時30分】
NTTドコモによる発表内容の訂正を受け、「AQUOS R7 SH-52C」および「AQUOS wish2 SH-51C」の対応バンドを一部追加いたしました。
訂正内容は以下の通りです。
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