NTTドコモは7月28日から、FCNT(旧富士通コネクテッドテクノロジーズ)製スマートフォン「arrows 5G F-51A」「arrows Be4 Plus F-41B」に対するOSバージョンアップの提供を開始した。両機種共に、バージョンアップ後のOSは「Android 12」となる。
なお、F-51Aについては2度目のOSバージョンアップとなる。
今回のバージョンアップでは、Android 12に実装された以下の変更が反映される。一部の新機能は、アプリ側での対応も必要となる。
(※1)メーカー独自要素としてWi-Fi単独のスイッチが存置されており、デフォルトではそれが表示される
また、メーカー独自の要素として以下の要素も盛り込まれている。
なお、OSバージョンアップに伴い、以下の仕様変更が行われる。
OSバージョンアップは本体単体で行う。インターネットに接続した状態で端末設定から「システム」→「詳細設定」→「システムアップデート」と進み、更新を確認するとバージョンアップが始まる。バージョンアップに関する通知が表示されている場合は、それをタップしても良い。
モバイル通信(5G/LTE)でダウンロードする場合は、spモードを契約しているドコモ回線が必要となる。この場合のデータ(パケット)通信料金は無料だが、海外では実行できない。他キャリア(ドコモ回線を利用するMVNO含む)のSIMカードを使っている場合、あるいは海外でバージョンアップを行う場合は、Wi-Fi(無線LAN)を使ってバージョンアップデータを取得できる。
バージョンアップの標準所要時間はF-51Aが約31分、F-41Bが約27分だが、端末の状況によってはより時間が掛かる場合がある。また、今回のバージョンアップは、各機種における最新のアップデートが適用されていることが適用条件となる。場合によってはバージョンアップまでにアップデート操作を複数回行う必要があることもあるので注意しよう。
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