NTTドコモは3月23日、富士通コネクテッドテクノロジーズ製スマートフォン「arrows 5G F-51A」のOSバージョンアップサービスを開始した。バージョンアップ後のOSは「Android 11」となる。
今回のバージョンアップでは、Android 11に実装された主に以下の新機能を利用できるようになる。一部は、アプリ側での対応も必要となる。
加えて、ドコモ独自機能「スグアプ」に対応する。
その他、今回のバージョンアップに伴い、以下の仕様変更が行われる。
また、バージョンアップに伴い、以下の設定が初期化される。バージョンアップの完了後、再度設定し直す必要がある。
Android 11へのバージョンアップに伴い、災害用キットアプリと、同アプリに関連するアプリ/機能に以下の仕様変更が行われる。これはF-51Aに限らず他のドコモスマートフォンに共通するものだ(参考記事)。
OSバージョンアップは本体単体で行う。インターネットに接続した状態で端末設定から「システム」→「詳細設定」→「システムアップデート」と進み、更新を確認するとバージョンアップが始まる。バージョンアップに関する通知が表示されている場合は、それをタップしても良い。
バージョンアップデータの容量は約1.1GBとなる。一時ファイルを展開するために、内蔵ストレージのユーザー領域に500MB以上の空き容量を確保しておく必要がある。
モバイル通信(5G/LTE)でダウンロードする場合は、spモードを契約しているドコモ回線が必要となる。この場合のデータ(パケット)通信料金は無料だが、海外では実行できない。海外でバージョンアップを行う場合は、ドコモnanoUIMカード(ドコモのnanoSIMカード)を挿入した状態でWi-Fi(無線LAN)を経由してインターネットに接続しよう。
バージョンアップの所要時間は約29分だが、端末の状況によってはさらに時間がかかる場合もある。
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