MMD研究所は、10月3日に「日米中3カ国都市部スマートフォンユーザー比較調査」の結果を発表した。対象は15歳〜69歳のスマートフォンを所有する男女で、日本(東京、大阪)は557人、米国(ニューヨーク州、カリフォルニア州ロサンゼルス、カリフォルニア州サンフランシスコ)は562人、中国(北京、上海)は552人となった。
メインで利用しているスマートフォンのOSを聞いたところ、日本はiPhoneが49.4%、Androidが50.4%、米国はiPhoneが58.7%、Androidが41.4%、中国はiPhoneが33.7%、Androidが66.3%。メイン利用の端末が5Gに対応しているか否かを聞いたところ、日本は34.5%、米国は61.9%、中国は71.7%となり、日本よりも米国と中国の方が5G対応端末がメインで使われていることが分かった。
メインで利用されているiPhoneの機種を聞いたところ、日本は「iPhone SE(第2世代)」が16.0%、「iPhone 8」が12.4%、「iPhone 11」が10.2%。米国は「iPhone 13 Pro Max」が13.6%、「iPhone 12」が10.0%、「iPhone 11」が9.7%。中国は「iPhone 13」が21.0%、「iPhone 13 Pro」が15.1%、「iPhone 13 Pro Max」が12.9%となった。
シリーズ別でみると日本は「iPhone 12シリーズ」が19.3%、米国と中国は「iPhone 13シリーズ」が最も多く、それぞれ31.2%と51.6%となる。最新シリーズを利用しているのは日本以外の国の割合が高く、日本は6型以下のiPhoneの利用率が57.8%と他2カ国の倍以上となった。
メイン利用のAndroid端末メーカーを聞いたところ、日本は「シャープ」が29.5%、次いで「ソニー」が18.9%、「Samsung Electronics」が16.4%。米国は「Samsung Electronics」が61.0%、「LG」と「Google」が9.1%、「Motorola Mobility」が7.4%。中国は「Huawei」が37.4%、「Xiaomi」が15.3%、「OPPO」が11.2%となった。
また、メイン利用のスマートフォンを契約している通信サービスを聞いたところ、各キャリアを合算した日本の63.9%、米国の73.5%、中国の99.1%がキャリアユーザーであることがわかった。
【訂正:10月4日10時47分】初出時、タイトルに誤りがありました。お詫びして訂正いたします
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