そして夜。撮影に数秒かける夜間撮影モード(いわゆる夜景モード)には自動的に切り替わるのだが、多少暗いくらいでは夜間撮影にはいらないので、いつもより暗い構図を探して撮影。手動でナイトモードを選ぶこともできるが、ここでは自動夜間撮影で。
ちなみに夜間モードを使わずに撮ると、空など暗部がもっと暗くなってこの明るさは出ない(だから、暗いところをぎゅっと締めて夜っぽさを強調するならオフでもよし)。
そして夜に面白いのが新しい「ライトトレイル」モード。
右上に「Beta」とある通り、製品バージョンではないけど試験的に搭載した機能という感じか。長時間露光を使った撮影機能が5つ用意されているのだ。
分かりやすいところで「トラフィック」。4秒間の撮影で車の動きを光で捉えるという撮影だ。複数枚撮影して……それぞれを比較して明るい所を重ねていく方式(比較明合成という)だろう。
4秒かかるが、スタビライザーガイドを見ながら撮れば手持ちでもOKなのがすごい。
滝の撮影もできる。身近に滝がなかったので近所の噴水で。こちらは8秒なのでなんかに固定しておくといいが、スタビライザーガイドを見ながら息を止めて頑張れば手持ちでもOKだ。
Zenfone 9のカメラアプリならではの撮り方にも触れておきたい。カメラアプリでシャッターボタンを右にスワイプすると、連写モードになる。
上にスワイプすると、スワイプした位置からセルフタイマーが始まる。
左にスワイプすると動画撮影になる。
シャッターボタンはタップするだけじゃなくて、スワイプする方向でも使い分けられるのだ。特に連写とセルフタイマーは便利かと思う。
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