イヤフォンのブランド認知度、Appleとソニーどちらが高い? MMDが調査

» 2023年04月19日 12時14分 公開

 MMDLaboが運営するMMD研究所は、4月19日に「イヤフォン/ヘッドフォンに関する調査」の結果を発表した。予備調査は18歳〜69歳の男女7000人、本調査は完全ワイヤレスイヤフォンのメイン利用者532人を対象とし、3月17日〜3月20日の期間で行っている。

 イヤフォン/ヘッドフォンの所持とデバイス接続について聞いたところ「イヤフォン/ヘッドフォンを持っていて、デバイスに接続させている」「イヤフォン/ヘッドフォンを持っているが、デバイスに接続させていない」を合わせて所持率は67.6%で、利用するデバイスについて複数回答で聞いたところ「スマートフォン」が84.9%、「PC」が31.7%、「タブレット」が14.8%となった。

MMD研究所 イヤフォン/ヘッドフォンの所持とデバイス接続について
MMD研究所 イヤフォン/ヘッドフォンを利用するデバイス

 メインで利用しているイヤフォン/ヘッドフォンの種類を聞いたところ「完全ワイヤレスイヤフォン」が34.2%と最も多く、「有線イヤフォン」が30.6%、「左右一体型ワイヤレスイヤフォン」が11.5%となった。90.0%がイヤフォン、10.0%がヘッドフォンをメイン利用している。

MMD研究所 メインで利用しているイヤフォン/ヘッドフォン

 完全ワイヤレスイヤフォンメイン利用者532人を対象に、イヤフォン/ヘッドフォンのブランド/メーカーで名前を知っているものを複数回答で聞いた。結果は「SONY」が71.2%、「Apple」が69.9%、「Panasonic」が62.8%となった。また、メインで利用している完全ワイヤレスイヤフォンのブランド/メーカーを聞いたところ「Apple」が27.4%、「SONY」が21.3%、「Bose」が9.6%となった。

MMD研究所 名前を知っているイヤフォン/ヘッドフォンのブランド/メーカー
MMD研究所 メインで利用している完全ワイヤレスイヤフォンのブランド/メーカー

 完全ワイヤレスイヤフォンで最も重視していることは「音質の良さ、音量の大きさ」が23.9%、「バッテリーの容量、持ち時間」が14.1%、「コストパフォーマンスの高さ」が8.5%。性別で比較すると、男性が女性に比べて重視している割合が高かった項目は「バッテリーの容量、持ち時間」「ワイヤレス充電対応」「端末価格の安さ」で、女性が男性に比べて重視している割合が高かった項目は「音質の良さ、音量の大きさ」「耳にはめる部分の形状」「故障/不具合の起こりにくさ」だった。

MMD研究所 完全ワイヤレスイヤフォンで最も重視していること

 完全ワイヤレスイヤフォンを購入する際の最も大きなきっかけは「性能が良かったから」が19.2%、「好きなブランド/メーカーだったから」が10.0%、「セールだったから」が9.2%。現在メイン利用している完全ワイヤレスイヤフォンを購入した金額と、新しい完全ワイヤレスイヤフォンに買い替える際に予定している金額は、どちらも5000円〜1万円未満が最多だった。

MMD研究所 完全ワイヤレスイヤフォンを購入する際に最もきっかけとなったもの
MMD研究所 完全ワイヤレスイヤフォンの購入金額と、買い替える際に予定している金額

 音を聴く機器で完全ワイヤレスイヤフォン以外をメインで利用しない理由(複数回答)は「動いているときに使いたいから」が29.5%、「持ち運びが不便だから」が21.8%、「持っているものの中で完全ワイヤレスイヤフォンが一番良いものだから」が14.7%となった。

MMD研究所 音を聴く機器で完全ワイヤレスイヤフォン以外をメインで利用しない理由

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