マイナポイント第2弾の申し込みを済ませることで、マイナンバーカードを健康保険証として利用できるようになる。4月以降、基本、全ての医療機関や薬局において、マイナンバーカード保険証が利用できるようになり、筆者の近所の病院や薬局などでも、マイナンバーカードを読み取る顔認証付きカードリーダーを見かけるようになった。
マイナンバーカードの保険証を利用すると、「マイナポータル」で薬剤や医療費、健診情報の確認なども行えるようになるのが便利。今後、健康保険証を廃止して、2024年秋にマイナンバーカードに一本化する方針だ。公金受取口座の登録をしたことで、緊急時の給付金などの申請や受取についても速やかに行えるようになる。
マイナンバーカードは2023年4月23日時点で約9650万件、国民の約76.6%が持つカードとなった(有効申請受付数)。デジタル庁ではマイナンバーカード1枚でさまざまな行政サービスが受けられる社会を目指す「市民カード化構想」を推進中。
申し込み後、マイナポイントをもらえるまでには少し時間がかかるので、ちゃんと獲得できたかの確認を忘れないように(付与タイミングは決済サービスによって異なる)。あわせて、さまざまな使い道が広がるマイナンバーカードをいろいろなシーンで使ってみて、その便利さを感じてみてほしい。
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