では人物から撮っていこう。
最初に感じたのはHDRが強く効く、ってこと。酷暑の日だったので涼しい室内から屋外を背景に撮ろうとしたら、撮影画面はこんなで背景はまっ白である。人の顔を見つけてそこに露出を合わせるのだから、晴天下の屋外はもちろんまっ白である。あちゃーと思ったのだが。
いざ撮影してみると、背景がそれなりに復活しているのだ。
HDR時は高速連写して合成しているのだが(なので動いているものを撮るときはシャッタータイミングが難しい)、ハイライト部をかなり抑えているのが分かる。
もう1枚、今度は1xで日陰と日向の混在カットを。日陰の人物の肌色も日向の青空や川もちゃんと出してくれている。
人物の割合が小さいとここまでかからないので、ある程度のクセは把握しておく必要はあるけど、これは大変助かる。
お次は外光が入りつつ白熱灯系のスポットライトもあるという環境。
ポートレートモード時は美肌機能を使えるのでオンに。
髪の回りなどエッジの処理はトップクラスの端末に比べると甘いけど、まあよし。
ポートレートモード時はメインカメラの1xしか使えない(2xはない)のでこういう写真を撮りたいときちょっと不便だけど。
インカメラは3200万画素。センサーサイズは1/2.74型でソニーのIMX615を採用。フォーカスは固定でレンズはF2.45。
こちらはピクセルビニングではなく、そのまま3200万画素サイズで記録される。さすがにそこまでは必要ないんじゃないかという気はするけれども。
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