「Nothing Phone (2)」のカメラを検証 基本画質は優秀、他のスマホにはない撮り方も:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(1/3 ページ)

» 2023年07月28日 12時00分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
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Nothing Phone (2)レビュー NothingPhone(2)。せっかくなのでGlyphを全点灯してみた。こんな風に光る

 背面が透明でそこに仕込まれたLEDがあれこれ光ってイギリスデザインで、で話題になったNothing Phone。その後継機が「Nothing Phone (2)」だ。スマホとしていろいろと進化しているのだけど、ここで深掘りするのはもちろんカメラ。

 デュアルカメラなのだけど、超広角カメラとメインカメラ(広角カメラ)がどっちも約5000万画素で、インカメラも3200万画素という画素数番長的な仕様なのだ。

 その実力はいかに。さらに、Nothin Phone(2)ならではの撮り方や遊び方はあるのか。追求してみたい。

メインカメラも超広角カメラも約5000万画素

Nothing Phone (2)レビュー 普段は無点灯なのでこんな感じだけど、透けている様子がなかなかいい。カメラは超広角と広角(メインカメラ)でどっちも約5000万画素だ

 Nothing Phone (2)はカメラの仕様がけっこう細かく公開されているので、そこからチェックしたい。

 メインカメラは約5030万画素。ソニーのIMX890でサイズは1/1.56型とけっこう大きめの本格派だ。4画素を1つにまとめるので、画像サイズは「4096×3072」ピクセル。画素数にすると約1260万画素となる。1200万画素よりほんのちょっと多い。

 レンズは24mm相当でF1.9だ。

Nothing Phone (2)レビュー 快晴の酷暑日だったこともあるけど、色は鮮やかで階調もしっかりしていて気持ちいい写りで文句なし

 特にハイライト部の階調が良い。2倍ズームの画質も実用的だ。最高で10倍ズームまで行くけど、実用的なのは4倍くらいかな。

Nothing Phone (2)レビュー 2xの望遠で撮影。ちょっと望遠にしたいときに気軽に使っていいクオリティー
Nothing Phone (2)レビュー 4xの望遠で撮影。4xにもなるとちょっとディテールが不自然になるけど、等倍でガン見しないなら使えるレベルだ

 超広角カメラは約5000万画素。ただ、メインカメラとはセンサーが違う。サムスン電子のISOCELL JN1でサイズは1/2.76型と小さく、面積はメインカメラの半分以下。

 こちらも4画素を1つとして出力。サイズは「4080×3072」ピクセル。なぜか横幅が微妙に違うのはセンサーの違いによるものなのだろうが、1手間かけて合わせればいいのに(ちなみに、アスペクト比がきれいな4:3になるのはメインカメラの方)。

 こちらのレンズは14mm相当(0.6x)でF2.2。固定フォーカスではなくAF付きだ。

Nothing Phone (2)レビュー 14mm相当の超広角カメラでガスタンク。メインカメラより高感度耐性は弱いが、昼間なら問題なし

 どちらも5000万画素モード(50MP)での撮影もできる。カメラアプリで「品質」を「50MP」にするだけだ。デュアル5000万画素ならではの技。

 超広角カメラでは「8160×6144」ピクセル、メインカメラでは「8192×6144」ピクセルとなる。

Nothing Phone (2)レビュー 設定を開いて品質を「50MP」にすると5000万画素モードに
Nothing Phone (2)レビュー 超広角カメラでの5000万画素モード。さすがにディテールはちゃんと出ていないけど、雄大な風景なんかを撮りたいときに向いている
Nothing Phone (2)レビュー メインカメラでの5000万画素モード。こっちはセンサーが良い分写りもなかなかだ

 5000万画素写真と呼ぶにはディテールはちょっと甘いけど、それはそれということで。

実はシャッター音をオフにできる

Nothing Phone (2)レビュー Nothing Phone (2)で撮影するぞの図。ディスプレイは6.7型と大きめ

 ここからはいろいろと撮ってみるのだが、カメラアプリの設定を最初にチェックしておきたい。Nothing Phone (2)では「シャッター音」をオフにできる。

Nothing Phone (2)レビュー シャッター音をオフにできるとか録画ランプを表示とかレベルとか撮りやすいようにセッティングすべし

 「レベル」は電子水準器のこと。傾き写真よさようならだ。

Nothing Phone (2)レビュー グリッドと電子水準器(レベル)をオンにしたときの画面。ぴったり水平になると中央の横線が赤くなり、本体が震えて教えてくれる

 ラベルは写真に機種名や撮影日を入れられる機能。最近、多くの端末がこの機能を持っているのだが、たいていは写真の左下や右下に文字をかぶせてくる。

 Nothing Phone (2)がユニークなのは、機種名や撮影日を写真の下に追加すること。元画像に手を加えずに撮影情報パネルがつくので、あとから消したいときはクロップすればいいだけなのである。写真に撮影日が明記されていると便利だけど、オーバーレイしちゃうのは邪魔という人に。

 ちなみにこれは2xで撮ったうちの猫だ。

Nothing Phone (2)レビュー ラベルをオンにすると写真に下に機種名と撮影日の帯が入るのが特徴。これはよいアイデアだ。ドットの書体がNothing Phoneっぽい
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