スマホが熱くなった! 水道水で冷やしても問題ない?【2023年版】

» 2023年09月28日 13時15分 公開
[井上翔ITmedia]

 間もなく10月という頃合いですが、昼間は真夏並みの気温となる日が続いています。暑い場所でスマートフォンを使っていると、本体の発熱によって機能制限がかかってしまうことがあります。とりわけ、カメラで写真や動画を撮影したり、3Dグラフィックスを駆使したゲームをプレイしたりすると、その影響を大きく受けがちです。

 この機能制限は、スマホが冷めれば解除されますが、冷やし方には注意が必要です

 「急いでスマホの機能制限を解除したい!」という場合、ふと思い浮かぶのが水道水を当てて冷やす方法です。これは“アリ”なのでしょうか……?

水道で冷やすのあり? こうやって水道水で冷やすのはアリ?

急に冷やすと“結露”の恐れ

 スマホを冷やす上で、絶対にやってはいけないことは急激に冷やすことです。

 急にスマホを冷やすと、本体内部にある空気が急激に冷やされ、本体内で“結露”が起こります。結露によって本体内に生じた水分は、基板やバッテリーにおいて漏電や短絡(ショート)を起こす可能性があります。

 「スマホの調子がおかしい」「スマホの電源が突然切れた」ということで修理に出してみると、実は内部に発生した結露が原因であることが珍しくありません。結露が原因で故障した場合、修理を拒否されたり、修理はできても代金が高くなってしまう可能性があります。

 これは防水性能を持つスマホでも同様です。防水スマホの「防水性能」は、基本的には本体の外部の真水(または水道水)に対する防護性能を意味します。スマホの内部まで防水設計としていることは、端子部を除けば“まれ”です。

 とにかく、急に冷やす冷却方法は厳に避けるべきです。

急に冷やすのダメ!! 凍った保冷材(左)や冷やされた空気(右)で冷やすと、本体内で結露が発生しやすくなります。本体内部に生じた水分が故障を招くこともあるので、気を付けてください

水冷も“結露”リスクあり

 では、水道水で冷やすのはどうなのでしょうか。

 結露の原因は温度の差。熱いものが急に冷やされることで発生します。暑い日の水道水は気温によって温められるので、水温も高めです。しかし、本体内部の温度と比べると“冷たい”傾向にあります。

 つまり、水道水を当てて冷やすと、状況によっては本体内で結露が発生してしまう可能性があります。水道水を当ててスマホ冷やすのも、極力避けるべきでしょう。

 スマホが熱を持った場合、しばらく使わないで冷ますことが理想ですが、どうしても早めに冷やしたい場合は、冷やされていない風を当てるか、常温で使える放熱剤を使いましょう。

水道水も良くない 水道水で冷やすのもよくありません!

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年07月24日 更新
  1. パスポート型の折りたたみ「Galaxy Z Fold8」を速攻チェック 使い方を変える形状だが“なくなった機能”も (2026年07月22日)
  2. 「0.2秒で冷却」をうたうペルチェ素子搭載の腰掛けファン Amazonで53%オフ (2026年07月24日)
  3. Galaxyの新折りたたみが4キャリアそろい踏み 各社が語る「価格」「ネットワーク」「サポート」の差別化戦略 (2026年07月23日)
  4. 横折りスマホ「Galaxy Z Fold8 Ultra」のSIMフリー版は30万円弱〜39万円弱 いろいろスペックアップして8月7日デビュー (2026年07月22日)
  5. 永谷園のカップケーキ「モコモコ」が12年ぶり復活 SNSの「 #モコモコ復活作戦 」が実を結んだ? 実際に食べてみた (2026年07月23日)
  6. 室外機を設置できない部屋の冷房に役立つ「コロナ 窓用エアコン CW-16AZ4(WS)」が13%オフの4万7800円で販売中 (2026年07月21日)
  7. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
  8. 「Galaxy Z Fold8 Ultra」は弱点を着実に改善 「Galaxy Z Flip8」は“閉じたまま操作”を拡張 実機で解説 (2026年07月22日)
  9. 201gの軽量横折りスマホ「Galaxy Z Fold8」日本上陸 “折り目”と新たな画面比率を旧Fold7と実機比較 (2026年07月22日)
  10. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー