スマホが発熱! 「絶対にやってはいけないこと」は?(1/3 ページ)

» 2021年07月30日 10時00分 公開
[井上翔ITmedia]

 梅雨も明け、夏も本番を迎えました。場所によっては蒸し暑い日が続きます。

 夏はスマートフォンが“熱く”なりやすい季節でもあります。なぜ、熱くなるのでしょうか。熱くなると何がマズいのでしょうか。そして、熱くなったときはどうすればいいのでしょうか。改めて、確認してみましょう。

暑い中 スマホが熱くなったらどうする……?(写真はイメージです)

スマホはなぜ熱くなる?

 プロセッサ(CPU/GPU/通信チップ)、ディスプレイ(液晶または有機EL)やバッテリーなど、スマホには発熱しやすいパーツがたくさんあります。もちろん、スマホの本体には熱を外に逃がす機構が備わっているのですが、状況によっては熱を逃がしきれなくなる場合があります

 なぜ、そのようなことが起こるのでしょうか? 発熱する主な原因をチェックしてみましょう。

原因1:外気温や直射日光

 スマホが発熱する原因の1つとして、スマホを使う場所の気温が挙げられます。気温が高いと、スマホ内部の熱を外に逃がしづらくなります。こもった熱で、スマホがどんどん熱くなってしまうのです。

 スマホには「適正な利用気温(環境温度)と湿度」が定められており、取扱説明書やサポートサイトに記載されています。以下にその一例を挙げます。

  • arrows 5G F-51A(FCNT製):気温5〜35度、湿度45〜85%(※1)
  • AQUOS R5 SH-51B(シャープ製):気温5〜35度、湿度35〜85%(※1)
  • Xperia 1 III SO-51B(ソニー製):気温5〜35度、湿度45〜85%(※1)
  • iPhoneシリーズ:気温0〜35度(湿度は明示なし)

(※1)風呂場での利用は気温40度、湿度99%以下を許容(2時間以内に限る)

 いずれの機種も、通常稼働時の気温は35度がしきい値となっていますが、他の機種も条件はおおむね同様です。気温が35度以上の暑い場所ではスマホを使わないようにしましょう

温度 スマホの適正な利用気温は取扱説明書やサポートサイトに記載されています(出典:NTTドコモ「AQUOS R6 SH-52B」取扱説明書

 加えて、直射日光はスマホを直接温めます。夏の炎天下ではやけどをするほど熱くなる恐れもあります。自動車のダッシュボードなどに置くと、ダッシュボードの熱でさらに温められてしまう可能性もあります。

とてもいい天気 夏の天気の良い日は、直射日光がスマホを直接温めます。気温だけではなく、スマホを直射日光に当てないことも意識しましょう

原因2:プロセッサへの高負荷

 スマホのプロセッサは大きな発熱源の1つです。とりわけ、以下のようなことをすると温度が上がりやすくなります。

  • ゲームアプリのプレイ中(特にグラフィックス処理の負荷が大きい場合)
  • カメラの撮影中(特に高解像度の動画撮影や静止画の連写)
  • 動画の視聴中(特に解像度の高い動画の視聴)
  • 長時間の連続したデータ通信(特に動画や音楽のストリーミング再生)

 簡単にいえばプロセッサに連続して負荷をかけることをすると温度が上がりやすくなるということです。先述の通り、気温の高い場所ではスマホ自身の放熱能力が追いつかなくなる可能性もあります。

炎天下×ゲーム 炎天下で「Pokemon GO(ポケモンGO)」のような3Dゲームをプレイすると、スマホはあっという間に熱くなります

原因3:バッテリーの発熱

 スマホの発熱源として見逃されがちなのがバッテリーです。

 バッテリーは放電や充電の際に熱を発します。通常時は触っても「熱、本当にあるの?」程度の発熱しかしないので問題ありませんが、流れる電流量が増えると大きな熱を発します。スマホのプロセッサに長時間負荷をかけた場合はもちろん、バッテリーを急速充電している場合もバッテリーの発熱量は大きくなります

 スマホを使いながら充電すると、プロセッサに加えてバッテリーも発熱します。バッテリーは過剰に熱が加わると劣化するので、充電する際は、スマホを極力使わないようにすることをお勧めします。特に、処理に負荷のかかるゲームや動画撮影は避けましょう。

ながら使いのイメージ 充電しながらスマホを使うと、発熱が大きくなります。ゲームアプリや動画撮影など、処理に負荷のかかる処理では発熱が顕著に大きくなります
       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月15日 更新
  1. Apple幹部が語る「iPhone 17e」投入の理由 「MacBook Neo」との連携も狙った“エコシステム総取り戦略”へ (2026年03月14日)
  2. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」は何が違う? 3万円の価格差をスペックから検証する (2026年03月10日)
  3. 「iPhone 17e」を試して分かった“16eからの進化” ストレージ倍増と実質値下げで「10万円以下の決定版」に (2026年03月09日)
  4. 「iPhone 17e」は何が変わった? 「iPhone 16e」とスペックを比較する (2026年03月03日)
  5. ドコモのAndroidスマホの標準メッセージアプリが「Google メッセージ」に 「+メッセージ」はどうなるのか? (2026年03月14日)
  6. 「iPhone 17e」の価格が出そろう Appleと4キャリアで最安はどこ? 一括価格と実質負担額を比較 (2026年03月04日)
  7. 「iPad Air(M4)」実機レビュー 「もうProじゃなくてもいい」と思えた性能、だからこそ欲しかったFace ID (2026年03月09日)
  8. ドコモ3G終了が迫る 放置すると「自動解約」に FOMAユーザーが注意すべきこと (2026年03月14日)
  9. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  10. キーボード付きスマホ「Titan 2 Elite」がUnihertzから登場 実機に触れて分かった“絶妙なサイズ感” (2026年03月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年