プロセッサやバッテリーなどの温度が一定以上に高まると、スマホは自動的に機能を制限して温度を下げようとします。発熱による故障を未然に防ぐためです。
機能制限がどのような形で行われるかは、端末や状況によって異なります。Androidスマホの場合は以下のような制限がかかります。
iPhoneの場合は、本体温度が下がるまで緊急通報以外の全機能が制限されます。
上記の措置を実行したにも関わらず本体の温度が下がらない場合は、電源が強制的にオフにされる場合があります。この場合、本体温度が下がっても状況によっては電源が入らなくなる可能性もあります(こうなると修理が必要です……)。
スマホが熱くなった場合、どうすればいいのでしょうか。取るべき対策を紹介します。
スマホが熱くなったら、涼しい場所に移動して電源を切ることをお勧めします。直射日光が思いきり当たるような場所にいる場合は、木陰に移動するようにしましょう。
ある程度冷めてきたら、スマホの電源を入れ直してください。
バッテリーは大きな電流が流れると発熱します。充電中に過剰な熱を持った場合は直ちに充電をストップしてください。
ある程度冷めてきたら、充電を再開しましょう。
プロセッサへの負荷が大きくなると、スマホ全体の発熱が大きくなります。スマホが熱くなったら、ゲームのプレイや動画撮影など、スマホに負荷をかける機能やアプリの利用を一時的にやめましょう。画面をオフにするとベターです。
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